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是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
【資金使途とは?】融資で「資金使途が明確でないとNGな理由」まとめ
はじめに|「資金使途」って何?どんな場面で大切なの?
「資金使途(しきんしと)」とは、ズバリ**“お金を何に使うのかを明確にすること”**です。
融資申請の場面でよく使われるビジネス用語ですが、意外と知られていない方も多くいらっしゃいます。
この記事では、
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「資金使途ってそもそも何?」
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「明確にしないとどうなるの?」
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「事業融資ではどれくらい具体的に書けばいいの?」
こうした疑問に、中野裕哲風に丁寧にお答えします!
資金使途の“基本形”:運転資金と設備資金の2つを知ろう
融資申請で重要な資金使途は、大きく2種類に分かれます。
① 運転資金(Working Capital)
日常的に必要な経費に使うための資金です。
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広告宣伝費
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人件費や経費
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材料購入
など、継続的に使うお金が該当。
② 設備資金(Capital Investment)
一度に大きく使う投資的な支出です。
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機械・設備の購入
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システム開発や導入
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店舗内装・外装工事
など、モノとして残る投資です。
この区分を知らないまま「資金使途:広告に何か使いたい」だけでは、金融機関も判断が難しいのです。
資金使途が明確じゃないと融資は困難に!
銀行や政策金融機関は、「何に使うかわからないお金」は貸せません」
という姿勢を明確に持っています。
例えるなら、
「何に使うかわからないから貸して!」というのは、
友人に「お金貸してほしい」とだけ頼むようなもの。
具体的な使い道がないと、「貸せないよね」と言われてしまうのは当然です。
資金使途の“明確さ”はここまで必要!立て分けの3つのポイント
動画でも紹介されていた、資金使途の明確化におけるポイントを整理します。
① タイプを明確にせよ(運転? 設備?)
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「広告宣伝費であっても、設備資金ではない」
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「システムや機械なら設備資金」
まずはカテゴリを間違えないことが重要です。
② 内容・金額を“ぼかさず確定”させる
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単に「広告をやる」ではNG
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「Google広告を、月10万円、3ヶ月間使う」など具体的に
金融機関は、ぼんやりした計画には投資できないのです。
③ 設備資金なら「型番・見積書」が理想
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銀行によっては、「融資実行日の資金移動」を条件とする場合も。
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「この機械を買います」の証拠(見積書・規格書)を添えることで、審査がスムーズになります。
こんな場合は要注意!資金使途ミスが返済のリスクに…
よくあるトラブル事例もお伝えします。
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「設備資金なのに、広告費として申請した」
→ 審査段階で金額変更を求められる可能性あり。 -
「漠然とした内容で、後から計画が変わった」
→ 変更申請が必要となり、稟議に通りづらくなる。
ズバリ言います。
「資金使途の曖昧化こそ、融資を遠ざける最大の原因」なのです。
まとめ|事業融資を成功に導くには“資金使途の明確化”が第一歩
融資申請における資金使途とは、
単なる“お金の使い途”ではなく、金融機関に対する「信用力」の一部でもあります。
ポイントは以下の通りです:
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運転資金と設備資金の区分をまず理解
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使い道と金額を具体的に記載
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設備の場合は見積・資料で裏付け
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曖昧な記載はNG、後のトラブルにつながりやすい
もし、「これで本当にいいのかな?」と不安なときは、ぜひ無料相談をご利用ください。
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