経営安定資金(地域産業対策枠)とは
経済の構造的要因などにより、売上高の減少や経常赤字を計上するなど、経営状況が悪化している中小企業者に対し、事業に必要となる運転資金を融資する制度です。
融資条件
融資対象:次のいずれかの要件に該当する方
- (1)最近3ヶ月以上1年以内の期間の売上高が、前年同期比10%以上減少している中小企業者
- (2)最近時の決算において経常赤字の中小企業者
資金使途:運転資金
融資限度額:5,000万円
融資期間(うち据置期間):7年以内(1年以内)
融資利率:年1.70%以内
保証料率:保証協会の定めによる(割引料率の適用有り)
(保証必須)
償還方法:金融機関の方法による
よくある質問
Q 売上を証明する書類として、どのようなものが必要ですか?
A 試算表や売上台帳などです。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。