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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
大分県の事業者必見!「地域活力づくり総合補助金」でチャレンジを後押し
はじめに
こんにちは。税理士・行政書士・中小企業診断士の中野裕哲です。
「新しい事業を始めたいけれど、リスクが大きくて踏み出せない…」
「地域の課題解決につながるアイデアはあるけれど、最初の資金調達が不安…」
そんな大分県の事業者にぜひ知っていただきたいのが、**「地域活力づくり総合補助金」**です。
この補助金は、大分県独自の制度であり、万能に近い幅広い経費が対象となるのが特徴。しかもライバルは県内事業者だけ。つまり、大分県で活動している方にとっては大きなチャンスです。
この記事では、動画で紹介された内容をベースに、この補助金のポイントを分かりやすく整理して解説します。
地域活力づくり総合補助金とは?
大分県が地域活性化を目的に設けた補助金です。
国の補助金とは異なり、競争相手は県内事業者に限定されるため、採択のハードルは比較的低め。
目的は、
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地域の資源を活用する事業
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地域課題の解決につながる取り組み
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一次産業の振興
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新しい技術・産業の芽を育てる挑戦
といった、大分県を盛り上げる事業への支援です。
3つの支援枠
この補助金には大きく3つの支援枠があります。
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チャレンジ支援枠
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新しい事業やアイデアを試す段階で活用できる。
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今回の記事で詳しく解説。
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地域創生枠
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地域資源や伝統を活かした取り組みを支援。
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空きビジネス活用支援枠
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空き店舗や空き家を活用した事業展開を後押し。
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特に「チャレンジ支援枠」は、リスクの高い初期段階を補助金でサポートしてくれるため、これから新しいことを始める方に最適です。
チャレンジ支援枠の対象
対象者
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大分県内で活動する個人事業主
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法人
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団体(NPOや地域団体など)
幅広い主体が応募可能なのが魅力です。
対象事業
大きく4つの切り口で定義されています。
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地域資源の活用
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例:大分のカボスを活かした新商品開発。
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地域課題の解決
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例:人口減少地域でのコミュニティビジネス、子育て支援事業など。
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一次産業の振興
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例:漁業や農業の新しい販路開拓、6次産業化。
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新技術の導入・研究
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例:ITやバイオを活用した新サービスの試作。
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ここで重要なのは、**既存事業の拡大ではなく「新たな試み」**であること。
調査・研究・試行的な取り組みが補助対象となります。
補助対象経費
「万能」と言われる理由はここにあります。
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外部委託費(調査・研究など)
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賃金(外部スタッフへの支払い)
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ガソリン代
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光熱費
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通信費
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保険料
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設備購入費
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工事費
国の補助金では対象外になりがちな通信費や保険料まで対象となるのは非常に珍しいです。
「新しい挑戦に必要な費用はほぼカバーできる」と言っても過言ではありません。
補助金額と補助率
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補助上限:200万円
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補助率:3/4(75%)
つまり、270万円の事業を行えば、実質の自己負担は約70万円。
リスクを大幅に減らしてチャレンジできる仕組みです。
申請期間と注意点
国の補助金と大きく異なるのは、申請時期が自由という点。
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基本的に「随時募集」
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ただし年度末(3月31日)までに事業完了・支払いを終える必要あり
つまり、「やりたい!」と思ったときにすぐ動けるのが最大のメリットです。
まとめ
大分県の「地域活力づくり総合補助金」は、まさに万能型の挑戦支援補助金です。
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幅広い経費が対象
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200万円 × 補助率3/4でリスクを最小化
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申請時期は随時、すぐに活用可能
特にこれから新しい事業を始めたい方にとって、最初の一歩を踏み出す強力な後押しとなるでしょう。
動画では、ほかの2つの支援枠(地域創生枠・空きビジネス活用枠)についても触れています。自社に合う枠を選ぶヒントが得られるはずですので、ぜひご覧ください。
フリーダイヤル tel:0120-335-523