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「連合」の力を味方にする!マーケティングや営業で使える心理学テクニックとは?
はじめに:知らぬ間に働く“連合”の心理原理
今日は、行動経済学や心理学においてとても重要な「連合(アソシエーション)」という原理についてお話しいたします。
「連合って聞いたことあるけど具体的に分からない…」という方も多いでしょう。でも実はこの原理、私たちの日常やビジネスの場面でも無意識に使われている非常にパワフルなものです。
ズバリ言います。“全く関係のないもの同士を結びつけてしまう心理のクセ”こそが連合の正体。今日はこれを、マーケティングや営業でどう活かすか、具体的事例も交えながらご紹介します。
h2│「連合」とは何か?ざっくり言えば…
連合は、「まったく関係のない二つのものを、人は無意識に関連づけてしまいがち」という心理現象です。
例えば、有名タレントを広告に起用すると「この商品=そのタレント」という連合が生まれます。一度そのイメージが定着すると、消費者は「そういえばあの人が使っていた!」と錯覚してしまうことがあります。
この感覚、実は人間の脳の自然な働きなんです。
h2│広告やイメージ戦略で活用される「連合」の例
タレント起用と企業のイメージ結びつけ
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タレントの肖像権を年間数百万円で借りてホームページや広告に起用
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消費者は「タレント=その企業」と無意識に結びつけ、信頼感や好感度が生まれる
ただし、注意点もあります。もしタレントが不祥事を起こせば「商品=不祥事」の連合が生まれ、企業イメージに傷がつきます。
「有名人来店」は“匂わせ”戦略の一つ
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「○○さんが来ました」「有名人も訪れた」と店先に記載するだけで、消費者に「良い店」という印象を与えることができます。
こういったちょっとした「連合づけ」が、認知や評判に大きく影響します。
h2│営業や交渉にも使える「ランチョンテクニック」
実はこれ、連合原理を商談や人間関係に応用したものです。
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取引先や商談相手と一緒に楽しく食事をすることで、「楽しい=この人」「楽しかった=この会社」という感情的な結びつきを作り出します。
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その結果、無理にお願いしなくても、自然と仕事の依頼や信頼が生まれる効果があります。
これは、優秀な営業マンなら無意識に実践している「心理トリック」ともいえます。
h2│なぜ「連合」はマーケティングで重要なのか?
無意識の信頼構築
消費者はロジックよりも感情で意思決定する傾向があります。連合はその「感情の結びつき」を作り出す心理的装置です。
繰り返し=印象化
同じタレントやブランドを繰り返し目にすることで、「この商品=その感情」が脳内に残りやすくなります。
h2│活用するときの注意点とリスク管理
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タレントを使う場合、不祥事のリスクも想定し、代替要員や切り替えしやすい構造を検討しましょう。
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行き過ぎた演出は信頼性を失うこともあるので、「実体が伴っているか」と常にチェックが必要です。
h2│具体的活用シーンと対策ポイント
シーン | 連合の活用例 | 注意点 |
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広告/PR | 有名人やインフルエンサーの起用 | イメージが崩れたら効果が逆転 |
飲食店/店舗 | 有名人来店、客の声の掲示 | 実際に来店が必要、偽装NG |
営業活動 | 商談での食事や懇親会 | 不適切な支出と見なされないよう管理 |
ブランド戦略 | タグラインや象徴的な配色・デザインの連想 | ブランドと乖離すると逆効果 |
h2│あなたが起業・営業で使える「連合」のステップ
① 連合したい相手を明確に
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お客様・取引先・市場どれに対して印象づけたいのかを明確にする。
② 活用方法を決める
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タレント起用、イベント共演、共通の話題をSNSで共有、など具体的手段を設計。
③ 実行と一貫性
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一度始めた連合は継続が大事。ブレずに、複数接点で同じ印象を与えましょう。
④ 定期的に評価・調整
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KPI(例:来店数、問い合わせ件数、コメント数)で効果を測定し、必要に応じて軌道修正します。
h2│まとめ:気づかないうちに働いている心理を味方に
連合原理は、実のところ私たちが日常的に使っている “無意識の心理テクニック”です。
ただ計算しなくても自然に働いてしまうからこそ、ビジネスの世界では戦略的に取り込むことで大きな効果を期待できます。特に起業や営業の初期では、限られたリソースでもしっかりと印象づける手段として最適です。
動画では、より具体的な事例や活用法も紹介していますので、ぜひご覧になって「あなたのビジネスでも使えるヒント」を見つけてくださいね!
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