
リフレクソロジーで独立開業するには?成功のポイントと準備ステップを徹底解説
ビジネスの特徴
リフレクソロジー業とは、足裏の特定のツボを指で刺激することで、その反射区と呼ばれる身体部分の疲労回復などを図る療法サービスを提供するビジネスです。日本での普及初期にはフットケアと呼ばれていました。
市場トレンド
(1)潜在顧客層が多くビジネスチャンスがある
現在は20代女性の利用者が最も多く、潜在需要としては女性は30代・40代を中心に、男性は30代をピークに幅広い年代に存在しています。20代~40代女性、30代男性などの関心をいかに喚起し、実際の来店に結びつけていくかが重要です。既存顧客のリピート率向上にも努めましょう。
(2)価格競争が激化している
リラクゼーション業界全体の市場は拡大傾向にありますが、国家資格が不要で小資本でも参入可能なため、競争が激化しています。料金は1分あたり100円が相場ですが、低価格で進出する業者も増加しています。
開業形態
- ① 個人事業主
- ② 法人の設立
許認可
リフレクソロジーは医療行為ではないため、起業時に国家資格や特定の許認可は不要です。ただし、専門スクールや実務経験を積み、リフレクソロジー協会の認定資格を取得してからの開業が一般的です。治療を謳う場合は、国家資格がある方が安心感を提供できます。
開業ステップ
- ① コンセプト策定
- ② 事業計画書策定
- ③ 資金調達
- ④ 設備準備
- ⑤ 宣伝・プロモーション
- ⑥ リフレクソロジー 開業
開業資金
自宅サロンの場合は物件取得費不要ですが、テナントを借りて開業する場合は、敷金・礼金・保証金など初期費用が必要です。一般的には250万円~600万円程度とされています。
会社設立
リフレクソロジーは個人でも法人でも可能ですが、多店舗展開や信頼性の構築には法人設立が有効です。東京都での設立ステップは以下の通りです。
- ① 申請書類の作成(都庁で購入可)
- ② 免許申請(都庁の管轄部署に提出)
- ③ 審査
- ④ 許可
事業内容により、必要な手続きが増える場合があります。
収益モデル
主な収益源は施術料金やプラン加入料です。一部のサロンでは美容商品や健康食品の販売、会員制度などで収益の多角化を図っています。
まずは弊社の事業計画書フォーマットを参考にしてみてください(ダウンロードリンクあり)。
最後に
以上がリフレクソロジーで開業する際の全体像です。許認可が不要な分、差別化が難しく価格競争も激しいため、事前の準備がカギを握ります。自分に合ったスタイルと資金計画をもとに開業方法を検討しましょう。
「何から始めて良いのかわからない…」という方も多いはず。お気軽にご相談くださいね。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。


























