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買取りビジネスを始めたいあなたへ──「古物商許可」の基礎知識と起業のポイント
はじめに──“やりたい”気持ちが第一歩
最近、「買取りビジネスを始めたいんです!」という声を多く聞くようになりました。リサイクルショップや中古品販売が人気を集める今、フリマアプリでの取引を経験して「これを仕事にしたい」と思う方も増えてきています。
ズバリ言います。買取りビジネスは、しっかり準備をすれば、低コストかつ着実に利益を上げられるビジネスモデルです。ただし「手軽に始められる」=「ノー準備でOK」ではない点に注意が必要です。
この記事では、買取りビジネスを始めたい方が、最初に知っておくべき「古物商許可」の話から、起業までに必要なポイントまでを、やさしく丁寧に解説します。
買取りビジネスとは?──中古品の仕入れと再販
まず、買取りビジネスとは何かを整理しておきましょう。
●どんなビジネス?
買取りビジネスとは、いわゆる「中古品」を仕入れ、それを再販して利益を得るモデルです。ブランド品、家電、ゲーム、カメラ、車など、扱うジャンルはさまざま。中古品の需要は根強く、しかも利益率も高いため、起業初心者にも人気の高い分野です。
●先に仕入れ資金が必要?
はい、原則として「買取り=仕入れ」ですから、商品を先に買い取るための資金が必要になります。ですので、資金計画や資金調達も視野に入れておく必要があります。創業融資や助成金なども利用できる可能性がありますので、後述します。
「古物商許可」は絶対に必要!
ここが一番大事なポイントです。
中古品を「買い取って、再販する」というビジネスを始める場合、必ず「古物商許可」が必要です。これは警察の管轄で、れっきとした許認可事業。無許可で営業してしまうと、最悪の場合「無許可営業」で罰則の対象となります。
●なぜ必要?
犯罪防止のためです。盗品の転売などを防ぐため、古物の取引はすべて管理される必要があるんですね。
●誤解しがちな点
「買うだけなら許可はいらないんでしょ?」という質問をよく受けますが、これは要注意。
買ったものを将来的に売る可能性があるなら、やはり古物商許可が必要になります。フリマで大量に仕入れてメルカリで売る、なんて行為も、営利目的なら原則アウトです。
古物商許可の申請手続き──自宅営業もOK!
●営業所は必要?
はい、必要です。ただし、オフィスビルである必要はありません。自宅を営業所にして申請することも可能です。大切なのは、「商品を管理できる場所がある」という点です。
●必要書類や条件は?
・営業所の所在地情報
・古物商の管理者(代表者自身でも可)
・略歴書や住民票などの身元確認書類
・申請先は営業所を管轄する警察署
大きな資金や保証人などは不要です。比較的取得しやすい許認可といえるでしょう。
出張買取りをしたい場合──「行商の許可」が必要!
最近増えている「出張買取り」ですが、ここでも注意点があります。
●出張しての買取りは違法?
無許可なら、ズバリ違法です!
出張買取りをしたい場合は、古物商許可を取得したうえで、さらに「行商」の届け出をする必要があります。これは、固定店舗以外でも営業できるようにする追加手続きです。
●オークション形式の仕入れにも注意!
オークション会場で中古品を仕入れる場合も、行商許可が必要となる場合がありますので、注意しておきましょう。
資金調達の考え方──最初は仕入資金に要注意
買取りビジネスを始めると、最初に課題となるのが「仕入資金」です。商品がなければ販売できない、という性質上、ある程度の初期資金が必要になります。
●資金調達の方法は?
・自己資金で準備する
・日本政策金融公庫などで創業融資を受ける
・小規模事業者持続化補助金などの制度を活用する
創業融資や補助金については、「自己資金」「事業計画書」のクオリティが問われます。特に、自己資金の出どころや使い道がはっきりしていることがポイントです。
やってみたいなら、まず一歩を!
「車を買い取って売りたい」「ゲームやカメラを扱いたい」といった夢がある方、ズバリ、やってみましょう!
買取りビジネスは、リスクを抑えながらもスタートできる起業ジャンルのひとつです。とはいえ、古物商許可の申請や資金繰りなど、事前に知っておくべきことも多いのが実情。
「いきなり全部自分でやるのは不安だな……」という方は、専門家にご相談いただくのも手です。
無料相談で安心の一歩を!
私たちのところには、年間200件以上の起業相談が寄せられています。古物商許可の取得サポートや、創業融資・補助金の申請サポートなども幅広く行っております。
「中古車の買取りを始めたい」「カメラの専門店をやりたい」など、具体的なビジョンをお持ちの方も、「何を扱うかまだ決めていない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
無料相談はいつでも受付中です。
無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
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