
永年融資取引をしている企業だと「今度の店長はどうなの?」といった声が
社長から漏れることがあります。
実は、金融機関の融資審査は支店長によって厳しい時とそうでない時があります。
これは、その支店長がどのような道を辿ってきたのかが大きく影響しています。
営業畑を歩いてきた支店長は積極的な場合が多いです。自分自身も成績を上げてなんぼの世界だった為
支店の成績を伸ばすために活動をします。
一方、融資畑を歩いてきた支店長は慎重なタイプが多いです。いかに貸し倒れを出さないかを重点的に
してきたため、特に融資審査に関しては厳しく、少しでも懸念があると通らないこともあります。
このように審査は、審査をする人(決裁者)によって重視していることが異なります。
このようなことから、今まで融資を変わらずにしてくれていた銀行も、支店長の交代により融資が
出なくなることもあります。
このような事態を避けるためにも、支店長が変わったらどのようなタイプなのか?を知ることと、
ふだんから複数の銀行と取引をしておきリスクヘッジしておくことが、企業として取れる対策です。
を避けるためにも、支店長が変わったらどのようなタイプなのか?を知ることと、
ふだんから複数の銀行と取引をしておきリスクヘッジしておくことが、企業として取れる対策です。
【無料相談のご案内】

この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura 元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員 中小企業診断士、起業コンサルタント®、 1級販売士、宅地建物取引主任者、 補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、 産業能率大学 兼任教員 2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。 融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。