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コラム

【実録!創業融資における情報を鵜呑みにしてしまうと・・・】

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創業融資の落とし穴!情報を鵜呑みにせず成功するために必要な準備とは?

はじめに

創業融資を受ける際、インターネットや書籍などの情報を参考にする方は多いかと思います。しかし、表面的な情報や、成功者の一例だけを信じて突き進んでしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあります。

この記事では、定年後に起業を目指したある方の事例を通して、創業融資の注意点と、事前に知っておくべきポイントを詳しく解説します。

実録:定年後にFC加盟して起業した方の事例

ある勉強会で出会った方のお話です。定年退職を機に、フランチャイズ(FC)に加盟して第二の人生を歩もうと決意された方でした。

長年勤めた会社を離れ、「今度は自分の力で稼ぐ」と前向きにスタートを切ったその姿勢は、まさに見習うべきもの。ですが、融資の話を伺ううちに、いくつかの懸念点が浮かび上がってきたのです。

創業融資申請に潜む問題点とは?

具体的にどこが問題だったのか。以下のような点に違和感がありました。

① 設備資金の名目で運転資金を捻出?

工事費見積は400万円と申請し、実際の工事費を300万円に抑えて、差額を運転資金に充てるという内容。これは資金使途の不一致と判断されかねず、審査でマイナス評価になります。

② 事業計画書を「本の通りに」記載

書籍に書かれているテンプレートをそのまま写すだけでは、融資担当者には「熱意も本気度も感じられない」と取られてしまいます。

③ 顧客ターゲットが不明確

前オーナーがデータを残していないため、感覚的な売上予測で申請したとのこと。これは説得力が大きく欠けます。

④ 未経験業種での新規参入

今までの職歴と全く違う業種への参入は、経験不足と判断されやすくなります。融資審査では業界知識と実務経験が大きな判断材料となるのです。

プロのアドバイスの必要性

この方はすでに融資を申請していたため、修正ができませんでした。しかし、もし事前に専門家へ相談していれば、書き方・構成・見せ方を工夫することができたはずです。

本の知識やネット情報は有用ですが、それを「自分の事業に落とし込む視点」が必要です。プロはその部分を一緒に考え、改善点を明確にしてくれます。

創業計画書の本質と落とし穴

創業融資では、日本政策金融公庫の「創業計画書」のフォーマットがよく使われますが、実はあの1枚で本当の全てを伝えるのは難しいのです。

だからこそ、補足資料や別紙にて「経験の裏付け」「数値の根拠」「戦略の一貫性」を明示する必要があります。「書き方」ではなく「伝え方」が問われているのです。

審査における曖昧さが招く失敗

準備不足のまま融資審査を受けると、落ちる確率が高まります。特に、以下の点はチェックされやすいです:

  • 資金使途と見積内容が一致しているか
  • 経験とスキルの裏付けがあるか
  • 数値計画に実現可能性があるか

つまり、「なんとなく」では通らないのが創業融資です。準備に自信がない方は、プロのサポートを活用することで、失敗を未然に防ぐことが可能になります。

V-Spiritsの無料相談とワンストップ支援体制

V-Spiritsグループでは、起業に関する無料相談を随時受け付けております。創業融資はもちろん、銀行選び、資金繰り、補助金・助成金の申請、法人設立、税務・社労務の手続きまで、すべてワンストップで対応可能です。

「これから起業を考えている」「融資申請に不安がある」「具体的な書類作成をサポートしてほしい」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

FAQ:よくある質問

Q. FC加盟でも創業融資は受けられますか?

A. 受けられますが、FC本部の実績や支援体制、本人の理解度や準備内容によって結果は大きく変わります。

Q. 自己資金が少ないのですが、融資は難しいですか?

A. 自己資金ゼロは厳しいですが、一定割合があれば審査対象となります。副業収入や親族からの支援なども整理して明記しましょう。

Q. 計画書の作成を代行してもらえますか?

A. 基本的にはご自身で作成いただきますが、当社では「一緒に作る」スタイルで、構成・記述方法などを丁寧にサポートします。


【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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