
おはようございます!12/10日、「アロエヨーグルトの日」です。
森永乳業が制定。1994(平成6)年のこの日、森永乳業が日本で初めてアロエ葉肉入りのヨーグルトを発売した。
【資金繰り表は融資審査にどう生かされるのか】
今回のテーマは、【資金繰り表は融資審査にどう生かされるのか】です。資金繰り表を作成する上でのメリットは2つあり、1つは、自社の現金の流れが把握でき未然にショートすることを防げる。
2つ目は、銀行からの評価(見方)が良くなります。個人に置き換えると、毎月の給料の中で、収入・支出・貯蓄をきちんと管理している人と、給料が入ったら計画なしに使い給料日前にはお金がなくて苦しい思いをする。どちらの方が「お金」に関して信頼ができるかは一目瞭然ですよね。このように銀行も見ており資金繰り表を作っておくことは非常に大事です。
では、具体的に何が良いのかを3つ紹介します。
1. 稟議作成をする融資担当者の印象が良くなる
銀行の稟議書作成の一番のポイントは、融資したお金が返済履行されることです。資金繰り表を作成していると、明確に〇月の〇〇の仕入れのタイミングで資金が不足し、〇ヶ月後の〇日に売上代金として順次入金になるので〇月以降は問題ないということがわかる。また、融資担当が顧客にヒアリングして作成するには手間がかかりますので、その分融資を受けるスピードも早くなります。
2. 支店長決裁がスムーズになる
常日頃から資金繰り表を作成している企業は、銀行から見て安心感があります。現金の出入りが見える化しておりますので、返済履行に対する懸念が少なくなります。また、あの企業は資金繰り表を作成してしっかりしている企業だから、担当者が積極的に融資を行える体制を整えやすいです。
3. 本部決裁案件も申請しやすくなる
銀行により違いますが、ある一定金額以上の融資になると支店長決裁でなく本部決裁となります。何が違うかと言いますと、支店長決裁はあくまで現場での判断が基準となります。しかし、本部決裁は現場を見ていない融資のプロが審査をします。審査においては、稟議書と付帯資料のみで判断されてしまうため審査は厳しいものになります。ですので、資金繰り表があることにより問題なく返済できることをアピールできます。
以上が、資金繰り表が融資審査にどう影響するのかの3つのポイントでした。
弊社では、起業家・経営者をご支援できるよう多くの金融機関と連携しております。銀行選びはどうすれば良いか、融資についての相談をしたい、資金繰りで悩んでいるなど、各種専門家が課題解決を行っております。また、V-Spiritsグループでは、税理士・社労士・司法書士と勢揃いしておりますので、貴社の事業をワンストップで支援ができます!
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。