
今回は、新規銀行取引をしたいときに気をつけることを紹介します。
企業経営にとって銀行との取引は切っても切り離せない部分です。
そんな大事な銀行取引だからこそ、知っておかなければならないことがあります。
ポイントを3つ紹介するので覚えてください。
①取引するメリットを期待させる
銀行も一企業です。利益を上げていかないといけません。この部分は一般企業となんら変わりはなく、取引を行うメリットを求めています。そこで自分の会社と付き合うとこんな良いことがありますと期待させることが大事です。公には理解されていないのですが、銀行は預金を預かると利息を支払うので実はマイナスで融資や運用などを通じて利益をあげています。このことを理解しておくと良いですね。
②他の銀行の悪口を言わない
他の銀行の悪口は決して言ってはいけません。それを聞いた銀行側も取引をすることのメリットが感じられなくなります。銀行取引に限らずと思います。
③なぜ依頼したのかをハッキリと伝える
数ある銀行の中で〇〇銀行をなぜ選んだのかをハッキリと伝えてください。銀行サイドは近いからやなんとなく、数打てば当たるのような姿勢の企業にはあまり好印象を持ちません。その銀行独自で取り組んでいることや、企業が位置している地域で強いなどの理由で選びましたという前向きな理由があるとよいです。
まとめ
銀行はたくさんあるので、自社がどのような銀行と付き合うべきかなどわからないことがたくさんあると思います。そんなときにはV-Spiritsの無料相談を活用ください。各種専門家が60分の無料相談を行います。出し惜しみをぜず対応します。
【無料相談のご案内】

この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura 元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員 中小企業診断士、起業コンサルタント®、 1級販売士、宅地建物取引主任者、 補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、 産業能率大学 兼任教員 2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。 融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago 元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役 同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。 支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。 日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。 長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。