
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
創業融資に落ちる人の共通点7選|元審査経験者が語る失敗パターンと対策
はじめに
「創業融資を申し込んだけど落ちてしまった…」
「なぜか審査に通らない」
そんな声を日々よく耳にします。
実は、融資に落ちる人には 共通の勘違いや落とし穴 があるのです。
ネット記事や噂話をそのまま鵜呑みにしてしまい、知らず知らずのうちに審査でマイナス評価を受けてしまっているケースが少なくありません。
この記事では、動画の内容をもとに 「創業融資に落ちる人の共通点7つ」 を整理しました。
元金融機関の経験も踏まえ、「なぜダメなのか」「どう改善すべきか」をわかりやすく解説していきます。
落ちる人の共通点① 事業計画書だけで審査が決まると思っている
多くの起業家が「事業計画書さえ完璧なら審査は通る」と思い込んでいます。
もちろん事業計画書は重要です。しかし、金融機関が見ているのはそれだけではありません。
-
経営者本人の人柄や信用情報
-
過去のお金の管理状況
-
家族構成や生活環境
これらを含めた総合的な判断で結果が出ます。
つまり「立派な事業計画書=必ず通る」ではないのです。
落ちる人の共通点② 分厚い資料を作れば有利になると思っている
「パワーポイント50枚のプレゼン資料を作りました!」
「この分厚い企画書を見せれば説得力がありますよね?」
残念ながら、金融機関はそんなに膨大な資料を読み込む時間はありません。
実際、銀行の稟議書は A4で数枚程度に要約 されます。
むしろ大切なのは、必要な情報を簡潔にまとめてあるかどうか。
分厚さよりも「端的さ」「わかりやすさ」が評価されるのです。
落ちる人の共通点③ 数値計画を複数パターン提出する
「良い時のパターン、悪い時のパターン、普通のパターンを作りました!」
起業家自身のシミュレーションとしては有効です。
しかし、金融機関にとっては「結局どれなの?」となってしまいます。
審査書類に求められるのは、根拠のある一つの数字。
-
「こういう戦略だから、この売上になる」
-
「この経費計画だから、この利益になる」
と、言い切れる数字 を示すことが大切です。
落ちる人の共通点④ 借りられるだけ借りた方が得だと思っている
「どうせなら上限まで借りた方が安心」
気持ちはわかります。手元資金は多いに越したことはありません。
ただし、金融機関の立場では違います。
-
「本当に必要な金額なのか?」
-
「資金使途があいまいでは?」
と見られてしまうのです。
結果として「資金計画が甘い」と判断され、かえってマイナス評価に。
必要額を明確に示すこと が審査通過のポイントです。
落ちる人の共通点⑤ 融資担当者次第で結果が変わると思っている
「担当者に嫌われたから落ちた」
「担当者ガチャに外れた」
そんな声もあります。確かに担当者の力量で説明の仕方や稟議書の質に差が出ることはあります。
しかし、審査を決定するのは担当者一人ではありません。
実際には、2~3人以上の決裁者が目を通して判断 します。
よって「担当者次第で全てが決まる」というのは誤解なのです。
落ちる人の共通点⑥ 申し込み時期によって通りやすさが変わると思っている
「年度末はお金を出しやすい」
「決算期だから通りやすい」
これもよく聞く話ですが、実際にはそこまで大きな影響はありません。
金融機関が重視するのはあくまで 事業計画の妥当性・属性・信用情報。
申し込み時期を気にするよりも、計画内容を磨く方がはるかに効果的です。
落ちる人の共通点⑦ 法人設立費用や役員報酬も融資対象だと思っている
「会社設立に使った費用を融資でまかなえますよね?」
「生活費として役員報酬を高めに設定したい」
ここにも落とし穴があります。
-
法人設立費用:基本的には自己資金で賄うべきと見られます。
-
役員報酬:生活費に充てる目的で高額に設定すると、「利益が出ないのでは?」と突っ込まれます。
創業直後は、役員報酬は低めに設定しておき、事業が安定してから増額するのがセオリーです。
まとめ
創業融資に落ちる人の共通点を7つご紹介しました。
✅ 事業計画書だけでは決まらない
✅ 分厚い資料は逆効果
✅ 数値計画は一つに絞る
✅ 借りすぎはマイナス評価
✅ 担当者の裁量には限界がある
✅ 申し込み時期は大きく影響しない
✅ 法人設立費用や役員報酬は融資対象外と思った方がよい
これらを踏まえて準備すれば、審査の通過率は大きく上がります。
「知らなかった」では済まされないのが融資の世界。
正しい知識を持ち、戦略的に準備を整えることが、成功への第一歩です。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523