
インボイス対策の新補助金「中小企業省力化投資補助金」が発表!
こんにちは!今回は時事通信社の記事をもとに解説します
2023年10月11日の時事通信社の記事で明らかになったインボイス対策に関連する補助金について説明していきます。
※2023年11月14日更新
2023年11月10日に経済産業省のPR資料が公開されました。正式名称が「中小企業省力化投資補助金」に決まり、事業再構築補助金が再編されるようです。
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PR資料リンク:経済産業省公式PDF
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解説記事リンク:V-Spirits公式解説記事
中小企業省力化投資補助金とは?
補助金の目的と背景
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インボイス導入対応だけでなく、収益力強化のための設備投資を支援する補助金
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経済対策に盛り込む予定で、2023年10月中の策定を目指す
※2023年10月16日続報(日本経済新聞)
日経記事リンク
対象事業者(予想)
まだ正式発表されていませんが、以下が想定されます。
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インボイスが発行できる「適格請求書発行事業者」
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もしくは今後、適格請求書発行事業者になる見込みの事業者
IT導入補助金のように納税証明書提出が前提であれば、創業間もない会社でも対象になる可能性があり、起業家にも朗報です。
補助金額・補助率(予想)
現時点では未公表です。
参考として、IT導入補助金の「デジタル化基盤導入類型」の最大350万円が一つの目安になると予想されます。
対象経費・支給対象(予想)
記事によると:
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「生産プロセスや販売・事務作業の自動化に向けた設備」が補助対象
期待される内容
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IT導入補助金同様、ITツール+一部の機械装置が対象になる可能性
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申請対象となる機器は、政府がカタログ形式で提示予定
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申請手続きは簡素化される見込み
IT導入補助金との違いは?
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インボイス対応ツールはIT導入補助金でも導入可能
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現時点の情報では、大きな違いが見えていないのが実情
続報で明らかになった想定対象
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旅館の清掃
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飲食店での配膳
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製造工場での加工・検査など
これらの作業を省力化するロボット導入などが想定対象。
そのため、実態としては「機械装置版のIT導入補助金」といえる内容に。
PC単独申請は難しそう?
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PCや周辺機器のみの導入は対象外となる可能性が高い
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インボイス対応ツールと併せてPC導入が認められる制度であれば利便性が高いが、実現の可能性は低い
対象業種による活用の可否
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製造業や飲食店、旅館業など、労働集約型産業にとっては使いやすい補助金
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一方、少人数のホワイトカラー業務中心の事業者にとっては活用が難しい可能性あり
今後の動向に注目
今後、正式な公募要項や対象経費が発表され次第、詳細が明らかになります。
引き続き、報道や政府発表を注視する必要があります。
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