
起業におけるオフィス選びの重要性
起業をするうえでオフィス選びはとても重要です。どのようなオフィスを選ぶかによって実は大きな影響が出ることを知っていますか?
主に、融資や銀行口座開設に影響が出やすいです。
特に銀行口座開設においては、事業実態の現地確認を行うなど金融機関も新規法人口座開設にはとても慎重です。最近では、シェアオフィスやバーチャルオフィスを利用する起業家が増えていますが、銀行口座開設に苦労している方も目にすることがあります。
絶対ダメではありませんが、いくつかのポイントをクリアする必要があります。
フリースペース利用のみの契約のリスク
まずは、フリースペース利用のみの契約では法人口座開設をかなり難しくなります。理由としては実態確認が取れないからです。
企業名がわかる表札の有無
次に企業名などがきちんとわかる表札などは出ているかどうかです。例えば鍵のかかる個室を利用しているのにも関わらず、企業名の表札等が無ければ実態が確認できません。
一般的な賃貸物件を借りる場合
一般的な賃貸物件を借りてのオフィスであれば特段問題はありません。シェアオフィス等を利用する際は、鍵のかかる個室と企業名がわかる表札を出しておくことが大事です。
法人口座開設と融資審査の関係
法人口座開設ができなければ、当然融資審査のステップへと進むことはできません。
事業計画とオフィス選びのバランス
自身の事業計画と照らし合わせたオフィス選びも重要となります。
V-Spiritsでは起業相談からオフィス選びまで幅広く無料相談を行っています。また、事業計画のアドバイスなども含め各種専門家が対応いたします。
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。