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是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
心理的安全性とは何か?勘違いされがちなその意味と企業経営への影響
~仲良しこよしではなく、“意見が言える職場”が成長を生む~
目次
心理的安全性、流行ってます。でも…
ここ数年で「心理的安全性」という言葉、ずいぶん耳にするようになりましたね。ですが――ズバリ言いますと――その意味、間違って捉えている方が非常に多いのが現実です。
「みんな仲良しで、誰にも怒られない職場」=心理的安全性、ではありません!
誤解されがちな“平和な職場”のイメージ
「心理的安全性がある職場=何も言われない、波風立たない、マイペースでいられる職場」――そうイメージされている方が多いようです。これは大きな誤解です。
確かに、表面上は“平和”に見えるかもしれません。でも、意見が言えない、チャレンジできない、上司の間違いを指摘できない――そんな空気こそが、実は“心理的不安全”なんです。
本当の意味の心理的安全性とは?
心理的安全性とは、
「他人の反応を気にせず、恥ずかしさなく自分の意見やアイデアを発言できる環境」
を指します。もっと噛み砕くと、
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上司に遠慮せず、意見を言える
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チーム内で本音の議論ができる
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挑戦が歓迎される
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失敗しても非難されない
そんな風土があるかどうかが重要なのです。
なぜ今、心理的安全性が重要なのか
現代の日本企業が世界の中で伸び悩んでいる背景には、「原点主義」や「守りの姿勢」が根強くあると感じています。
たとえばホンダやソニーが世界に打って出たときは、トップがリスクを恐れず決断したからこそ、今のブランド価値があるのです。逆に、リスクを恐れて誰も挑戦しなくなった組織は、成長が止まります。
挑戦と失敗が許される空気をどう作るか
心理的安全性のある職場では、「これは違うと思います」「こんなやり方もありますよ」といった意見が自然に出てきます。そういった意見こそが、事業の改善や新規サービスのヒントになります。
つまり、「風通しの良さ」は、ビジネスの成長に直結する“資産”なんです。
大企業病からの脱却、ベンチャーの再起動
ベンチャー企業も、気づけば「大企業病」に陥りがちです。組織が大きくなればなるほど、守りに入る風土が強まります。
「以前はイケイケだったのに、今は守りばかりでつまらない」――そんな声、聞いたことありませんか?
これは心理的安全性の喪失を意味します。
部下の挑戦を支えるために経営者がすべきこと
起業家や経営者自身は「挑戦者」であっても、部下が同じように挑戦できるとは限りません。だからこそ大切なのは、部下の意見を否定せず、尊重する姿勢を持つこと。
「それ面白いね」「やってみようか」「もし失敗しても一緒に考えよう」――そんな言葉が、チームの“心の安全”をつくっていくのです。
まとめ:本当の意味で“風通しのよい会社”とは
心理的安全性は、「なあなあの関係」や「放任主義」ではありません。「意見が言える」「挑戦ができる」そんな土壌がある会社こそが、これからの時代に強い会社です。
失敗を恐れず前に進むために、まずは一人ひとりが「安全に意見を出せる環境づくり」から始めてみませんか?
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