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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
顧客を変えてみたらシリーズ第3弾|逆張り手法で差別化を図れ!
はじめに|「人と違うことをやる」発想が未来を切り開く
起業や事業展開で成功するための王道——それはズバリ、「人と違うことをやること」。今回のテーマはまさにそれ、「逆張り手法」です。
世の中には“皆が同じ方向に進む”とき、その裏にこそチャンスが潜んでいる、という考え方があります。投資の世界では「人の行く裏に道あり花の山」とも言いますが、ビジネスでもこれは大いに当てはまる戦略です。
「売上が伸び悩んでいる」「強豪と似たサービスで埋もれている」——そんな時こそ、逆張り思考を試してみるべきです。
第1章|ビジネスモデルの基本を再確認「誰に・何を・どのように」
どんなビジネスも、この3つの要素で構成されます。
- 誰に(顧客)
- 何を(商品・サービス)
- どのように(提供方法)
逆張り手法では、これらのうち1つでも「常識と逆の選択」をすることで、他とは違うポジションを確立します。差別化とはまさに「逆をやる」こと。
第2章|業界の常識を裏切った「俺のイタリアン・フレンチ」
普通のイタリアン・フレンチといえば、
- ゆったりした空間
- 高価格
- コース料理
というのが当たり前。しかし「俺のイタリアン・フレンチ」は違います。
- 狭い物件で立ち飲み形式(現在は着席あり)
- 原価率は高いが、価格は低価格帯
- 高回転率・低人件費で収益化
つまり、原価率は高いけれど、「人件費」と「家賃」を抑えることでバランスを取る。これは逆張りの好例です。
第3章|吉野家の牛丼は“すき焼き”の逆張りだった
牛丼の元祖とされる吉野家も、実は「逆張りの精神」から生まれたビジネスです。
もともとは高級料理だった“すき焼き”を、
- 一杯の丼にまとめ
- 素早く提供し
- 安価で提供する
というスタイルにすることで、庶民的な「早い・安い・うまい」文化を築きました。
第4章|ミネラルウォーターが“無料”から“高価格商品”に
かつては「水=無料」が当たり前だった時代。ところが今や、
- コンビニで100円以上で買われ
- スタイリッシュなパッケージで差別化され
- 高級ホテルでは1本500円以上の価値に
“無料”の常識を覆し、“商品”として確立した代表例と言えるでしょう。
第5章|スターバックスが挑んだ「ゆっくりしてってください」戦略
回転率命の外食業界において、スターバックスはあえて逆。
- 長居を歓迎する空間設計
- 高価格設定でも支持を得る
- 第三の居場所(サードプレイス)としてブランド化
これは飲食店の「常識」とは真逆の発想ですが、それゆえに絶大なブランド価値とロイヤリティを生み出しています。
第6章|逆張りが成功を引き寄せる3つの理由
① 市場の空白地帯にリーチできる
競合がいない(または少ない)エリアに参入できる。
② 消費者の「驚き」や「新鮮さ」を提供できる
「こんなの初めて」と思わせる体験は口コミやリピーターにつながります。
③ 高付加価値が生まれやすい
あえての逆張りは、プレミアム感や独自性を打ち出しやすい土壌になります。
まとめ|逆張りは“差別化”の究極のかたち
「皆と同じことをしていては生き残れない」そんな時代において、逆張りはむしろ王道。競合がひしめく中で、自分だけの位置を確保したいなら、あえて“常識の逆”を行ってみましょう。
やっていることは地味でも、見せ方を変えれば大きなインパクトになる。あなたのビジネスも、どこか一つ“逆張り”できるところがあるかもしれません。
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