
起業相談で多い「価格設定」の悩み
起業相談の中でも多い内容として「価格設定」があります。 価格設定は事業の今後を左右するとても大事な項目です。適正価格が全て決まっていれば苦労しないですが、価格設定に正解はありません。 同じサービスでも数十万円で提供している企業もあれば、数万円もしくは数千円で同様のサービスを提供している企業も存在します。 どちらにしてもその企業の戦略のもと決定しています。
価格設定の難しさと落とし穴
高額に設定しても価格に見合った価値が提供できない、自分の提供しているサービスはこんなに安くない!と様々あると思います。 当然、事業として行いますので最低限のクオリティは担保していなくてはいけません。 今回お伝えしたいのが、安ければすぐに売れるだろうと安易な価格設定は危険ということです。 他社と価格設定競争を始めると終わりがありません。 例えば、「地域最安値」を掲げていると他に安いお店が出てきたら下げざるえません。反対に値上げすることも難しいです。
安さを売りにした場合のリスク
また、安さを売りにして販売していくと数量をたくさん売る必要性が出てきます。 起業当初は勢いのまま進んでいきますが、ずっと続けていくためには、たくさん売り続け少ない利益を積み重ねていかなければなりません。(薄利多売と呼ぶ) たくさん売るためにはマンパワーが必要です。さらに長時間の労働が続くと体を壊してしまうことも予想されます。
継続的な事業運営のために重要なこと
継続的な事業運営をしていくために「価格設定」は非常に大事です。 市場・競合調査もきちんとおこなったうえで、自身のビジョンも踏まえ決定していくことが重要です。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura 元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員 中小企業診断士、起業コンサルタント®、 1級販売士、宅地建物取引主任者、 補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、 産業能率大学 兼任教員 2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。 融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago 元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役 同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。 支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。 日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。 長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。