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コラム

【団体信用生命保険(団信)について(基礎編)】|専門家に5分無料相談全国対応

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団体信用生命保険とは?住宅ローンと経営者に必要な保障の基本を解説

今回は「団体信用生命保険」についてお話していきたいと思います。

団体信用生命保険とは?

「団体信用生命保険」とは一般的に住宅ローンを組む際に耳にすることが多い保険です。

起業されたばかりで住宅を購入したことのない経営者の方は耳馴染みのない保険かと思います。

団体信用生命保険の必要性と背景

昔と今の家計のあり方の変化

近年では共働き世帯も増えましたが、一昔前は夫(ないし妻)の一方の世帯主が働き世帯の収入を支えるのが一般的で、その世帯主が亡くなると収入が途絶たり大幅に減収となることがしばしばありました。

住宅ローンは家族の基盤でもある「家」を購入するためのローンであり、生活基盤として支払いは不可欠です。(家賃と同じような感覚)

万一世帯主が亡くなり、返済ができなくなると自宅を売却して一括返済する必要があるため、「家」を失う可能性があります。

このようなケースで「家」を失わないようにするため、世帯主(債務者)が死亡した際などにローンの残債額と同額を団信の保険金で相殺するのです。

団信に加入しておけば、残された家族は住宅ローンの返済無しに「家」で暮らしていけるのです。

具体的なケーススタディ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Aさんは40歳の時に5,000万円のマンションを購入しました。

1,000万円は自己資金を準備し、4,000万円、35年の住宅ローンを組みました。

債務者はAさんのみで、毎月約13万円の返済をして順調にローンは減っていきます。

ところが、10年後のある日不慮の事故でAさんは急逝。

まだ住宅ローンの残高は約3,000万円が残っています。Aさんの配偶者は専業主婦(夫)で収入はありません。

とてもじゃないが13万円の返済は支払えない。

このようなケースで団信に加入しておけば、Aさんが死亡した時点で保険金3,000万円で住宅ローン3,000万円を完済するため、その後は毎月13万円の返済は無くなり、「家」を失うことなく世帯の生活は安定します。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

団信は住宅ローンでほぼ必須

このように、住宅を購入する際には十中八九銀行から団信を案内され、加入することになります。

また、告知などにより団信に加入できないと住宅ローンを借りることができないケースも出てきます。

実は事業融資でも団信に入れる!

住宅ローンで耳にするこの「団体信用生命保険」ですが、実は事業資金でも加入することができます。

意外と知られていないですが、しっかりと理解しておかないと経営上のリスクに直結しますので「知らなかった」では済みません。

次回予告

次回からは事業性の融資に対する団体信用生命保険について解説していきます。

それでは次回のコラムもお楽しみに!

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
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三浦高

この記事を書いた人

三浦高/Takashi Miura

元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、

産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。

融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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