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こんにちは!
いつもありがとうございます。
V-Spiritsグループ代表で、
爆アゲ税理士の中野さんです。
昨日の続きです。
ドラッガーの
「イノベーションの7つの種」
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(1)予期せぬもの
(2)ギャップ
(3)ニーズ
(4)産業構造の変化
(5)人口構造の変化
(6)意識の変化
(7)発明・発見
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この考え方に沿って発想して行けば
起業や新規事業のアイデアを
生み出しやすくなる、
というお話をしました。
ただ、違和感を感じてしまう方も
いらっしゃるかと思います。
というのは、日本では
イノベーションを「技術革新」と
翻訳してしまったことです。
なので、自分の起業には
「技術革新」は関係ない
と考えがちなのです。
経済学の大家シュンペーターが
始めて唱えた「イノベーション」ですが、
原文は「ニューコンビネーション」
と表現しています。
直訳すれば「新結合」です。
つまり、「技術革新」は誤訳です。
これは国会答弁でも
かつて議論されたことのある「問題のある誤訳」なのです。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/170/syuh/s170017.htm
(中国では「創新」と訳しており、
こちらのほうがまだ意味が近いと思います。)
イノベーションが「新結合」であるなら、
なにかすごいことを発明するというよりも、
既存のAとBを組み合わせるというのだって
立派なイノベーションなのです。
その証拠に、
あのスティーブ・ジョブズが
誕生させたスマートフォン
iPhoneですら、
既存技術の組み合わせでしかありません。
重要なタッチパネル技術などは
とっくの昔に日本が基本を発明していたけど、
商売が下手クソで
成功していなかっただけなのです。
はい。
ここでもう一度単純化してみましょう。
ビジネスモデルは
1 誰に
2 何を
3 どのように
提供するか
この組み合わせです。
この1~3のどれかを入れ替える
もしくは複数を入れ替える、
全部を入れ替える
そんな単純なことだって
イノベーションを起こせる
っていうことです。
技術革新なんて
全然、必要ないんですよ。
起業や新規事業に対して、
みんな難しく考えすぎなのです。
参考にしてみてくださいね。
アイデアを考えるのは楽しいですよ!
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