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経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
企業コンサルタントとは?起業を成功に導く「司令塔」の役割
はじめに
こんにちは。税理士・行政書士・中小企業診断士の中野裕哲です。
起業を考えている方からよくいただく質問に、こんなものがあります。
「起業するときって、どんな専門家に相談すればいいんですか?」
税理士、社労士、司法書士、行政書士、弁護士、便利士、中小企業診断士…。
専門家は数多く存在し、それぞれに役割があります。しかし、起業初心者からすると「誰に何を頼めばいいのか分からない」というのが正直なところでしょう。
そこで登場するのが「起業コンサルタント」です。今回の記事では、動画内容をもとに、起業コンサルタントの役割とその重要性を分かりやすく解説していきます。
起業に関わる専門家たち
起業のプロセスでは、さまざまな専門家が関わります。
税理士
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税務申告、記帳代行、決算処理
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資金繰りや融資、補助金サポート
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経営の数字まわりを全般的に担当
社会保険労務士(社労士)
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社会保険や労働保険の手続き
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雇用関係の届出、給与計算
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労務管理、就業規則の整備
司法書士
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会社設立登記
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本店移転や役員変更などの登記手続き
行政書士
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許認可の取得
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契約書作成や法務に関わるサポート
中小企業診断士
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経営全般のアドバイス
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資金調達や補助金支援
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経営戦略や事業計画の策定
弁護士
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契約書のチェックや作成
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トラブル・訴訟対応
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法律問題全般
弁理士
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特許、商標、意匠など知的財産の保護
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出願や権利化の手続き
不動産業者(宅地建物取引士)
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事務所や店舗の物件探し
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不動産契約のサポート
専門コンサルタント
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業種別のアドバイス(飲食・人材・ITなど)
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集客、販促、マーケティング支援
こうしてみると、起業時に関わる専門家は非常に多いことが分かります。
起業コンサルタントの役割とは?
ここで重要なのが「誰にいつ、何を相談すればいいのか」という点です。起業家がこれらの専門家を自分で調整しようとすると、相当な手間と知識が必要になります。
司令塔としての役割
起業コンサルタントは、まさに起業の司令塔。
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各専門家の得意分野を理解して、適切なタイミングで紹介・アレンジ
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スケジュール管理(会社設立、資金調達、雇用手続きの順序調整など)
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落とし穴の事前ケア(資本金の額や契約書の不備など)
つまり「起業を成功に導くための総合プロデューサー」のような存在です。
起業コンサルタントがいないと起きるリスク
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手続きの順序を間違える
例:資本金設定を誤って税制メリットを失う -
必要な専門家を知らないまま進めてしまう
例:商標を取らずに事業を進めてトラブルに発展 -
スケジュールが混乱する
例:設立登記と融資のタイミングを調整できず、資金ショート
こうした問題は、起業初心者が陥りがちな落とし穴です。
実際に起業コンサルタントが行うこと
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起業前のアイデア段階での相談
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資金調達(融資・補助金)プランニング
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設立登記や許認可のスケジュール調整
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税務・労務・法務の専門家との連携
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立ち上げ後の経営サポート
「自分の事業に集中しつつ、必要な部分は専門家に任せる」ための橋渡し役を担うのです。
まとめ
起業は一人で完結できるものではありません。
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税理士、社労士、弁護士など多くの専門家が必要
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その調整役が「起業コンサルタント」
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司令塔としてスケジュールを采配し、落とし穴を回避
これから起業を考えている方にとって、起業コンサルタントは最初に出会うべき専門家と言えるでしょう。
動画ではさらに、実際のサポート事例やよくある相談内容についても解説しています。ぜひご覧ください。
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