
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
【必勝法】ものづくり補助金で採択される裏ワザと加点対策を徹底解説
はじめに
こんにちは。税理士・行政書士・中小企業診断士の中野裕哲です。
設備投資を考える経営者や起業家にとって、「ものづくり補助金」は非常に魅力的な制度です。
最大2,500万円もの補助を受けられる可能性があり、製造業はもちろん、サービス業や医療業界でも幅広く活用されています。
しかし実際には、
「審査が厳しくてなかなか採択されない…」
「計画書を頑張って書いたのに落ちてしまった」
という声を多く耳にします。
ところが実は――
ちょっとした工夫で採択率を大幅に上げられる“裏ワザ”が存在するのです。
本記事では、ものづくり補助金の概要から、審査の仕組み、そして採択率をグッと上げる“加点項目”の攻略法まで徹底的に解説します。
動画の内容をベースにしつつ、経営者の皆さんが「よし、これなら挑戦できそうだ」と思えるように整理しました。
ものづくり補助金とは?
ものづくり補助金は、正式には「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」と呼ばれます。
主に 設備投資やシステム構築費 に使える補助金で、革新的なサービスや製品の開発を支援する目的があります。
補助金の概要(代表例:製品・サービス高付加価値枠)
-
補助金額:最大2,500万円
-
補助率:原則1/2(条件によって2/3もあり)
-
主な対象経費:機械装置、システム構築費など
例えば、ある動物病院が「高度な手術機器を導入し、地域にない新しい手術サービスを提供する」という計画で申請し、採択された事例もあります。
なぜ審査が厳しいのか?
ものづくり補助金は申請者が非常に多く、審査基準も細かく設定されています。
主な審査項目(5つ)
-
的確性
-
経営力
-
事業性
-
実現可能性
-
政策適合性
これらは「公募要領」というルールブックに詳細に記載されています。
1つの項目だけでも1ページ以上にわたり、全部で5ページ以上。
つまり「やるべきことを満たした上で、他社より優位性を示す」必要があるのです。
採択率を上げる「裏ワザ」=加点項目
実は、審査の点数は 「基準点」+「加点項目」 で決まります。
この加点を取れるかどうかで、採択されるかどうかが大きく変わるのです。
加点の仕組み
-
加点項目は全部で11個(年度によって変動あり)
-
採択された企業の多くは 最低2つ以上 加点を取っている
-
多い人は3~4つ取るケースもある
つまり、計画書が多少弱くても、加点を取れば採択率は大幅にアップするということです。
絶対に取るべき加点項目【4選】
動画の中で紹介された「狙いやすい加点項目」をまとめました。
1. パートナーシップ構築宣言(必須レベル)
-
下請けいじめをしません、適正取引をしますという宣言
-
登録すればOK、義務やリスクはほぼなし
-
「絶対にやるべき」加点
2. 成長加速マッチングサービス(新設で狙いやすい)
-
自社の情報・課題を登録しておくと、支援機関や他社から提案が届く仕組み
-
登録だけで加点対象
-
実質的な負担がなく、採択率アップに直結
3. DX認定(できれば狙いたい)
-
自社のIT活用やデジタルツールの導入状況を示す
-
書類がやや多いが、クラウドツールを使っていれば取得しやすい
4. 賃上げ加点(状況次第で有効)
-
社員の給与を一定水準以上引き上げる計画を出すと加点
-
ただし会社の資金繰りに負担がかかるため慎重に判断
採択される企業の共通点
-
加点を最低2つは取っている
-
計画書が「具体的」で「根拠ある数字」で書かれている
-
革新的なサービス・製品を打ち出している
逆に、「一般的な機械更新」「既存業務の延長線」では落ちる可能性が高いです。
まとめ
-
ものづくり補助金は採択率が低く、計画書作成は非常に大変
-
しかし 加点項目を活用すれば採択率を一気に上げられる
-
絶対に押さえるべきは「パートナーシップ構築宣言」と「成長加速マッチングサービス」
-
余裕があればDX認定や賃上げも狙う
動画では、実際にどのように加点を取るのか、具体的な申請の工夫についても詳しく解説されています。
「補助金を絶対に取りたい!」という方は、ぜひ一度ご覧になることをおすすめします。
フリーダイヤル 0120-335-523