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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
🧩 後編:ビジネスモデルキャンバスの“下段” を使いこなす方法
はじめに – 全体像を整理して事業成功へつなげるためのステップ
こんにちは、起業支援の中野裕哲です。
前回「ビジネスモデルキャンバス」の上段(顧客セグメント・価値提案・チャネルなど)を整理する方法をご紹介しましたが、今回はその 下段にあたる「コスト構造」と「収益の流れ」 にフォーカスします。
ここを正しく整理できるようになると、「自分の事業で何が足りていて何が足りていないのか」「どこに計画のズレ・甘さがあるのか」がはっきり見えてきます。本記事では下段の書き方と使い方を丁寧にステップ形式で解説します。
第1章:下段の役割を理解しよう – コストと収益の流れを組み立てる
● コスト構造を洗い出す
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上段で整理した「パートナー」「活動」「資源」などから、具体的に何にいくらコストがかかるかを洗い出します。
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例えば、ラーメン屋の場合は「麺・スープ・材料」「配送コスト」「店舗家賃」など。
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Excel上で思い浮かぶまま書くのではなく、各要素から必要経費を明らかにすることが重要!
● 収益の流れを組み立てる
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「チャネル→サービス提供→支払い」の流れを逆算するように整理。
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売上からどのようにお金が生まれるのか、その仕組みを明確に書き出します。
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売上構造が見えなければ、事業計画書への展開も難しくなるため、この項目は最重要ポイントです。
第2章:ビジネスモデルキャンバスで得られる“図解設計の効果”
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事業全体の構造をひと目で把握できるようになる。
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不足している要素、特にコストや収益モデルの穴がわかりくなることで、事業計画書の精度が格段に上がります。
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「誰に/何を/どうやって届けて収益化するのか」まで論理立てて説明できるようになります。
第3章:事業計画書とのリンクポイント
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ビジネスモデルキャンバスは、事業計画書起案時のベースシートにもなります。
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特に「収益構造」の部分は、計画書で最も重視される箇所になるため、ここをしっかり整理しておくと説得力のあるプランに繋がります。
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顧客セグメント、価値提案、チャネルのバランスを整えながら計画書へ反映すると、論理的で読みやすい資料ができあがります。
第4章:実践的な整理ステップまとめ
ステップ | 内容 |
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1 | 上段要素(顧客・価値・チャネル等)を整理済みと仮定 |
2 | コスト構造:各要素から何が必要か具体的に洗い出し |
3 | 収益モデル:どう収益が生まれるかをチャネルなどから逆算 |
4 | 全体像を俯瞰:キャンバスを通じて事業の仕組みを図解化 |
5 | 計画書化:事業計画書の収益構造・コスト構造に反映して設計 |
第5章:この後どう活用する?動画との合わせ技で理解を深めよう
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実際に使えるテンプレートを使いながら、具体的ケースでキャンバスを埋めるデモが動画内で紹介されています。
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差別化、収益モデル、顧客設計をロジカルにまとめる思考の流れが学べます。
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本文で整理した上で映像を見ると、一気に理解が深まりますので、ぜひ後編動画もご覧ください。
第6章:さらに深く支援が必要な方へ
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中小企業診断士や補助金申請支援、税理士グループとの連携によって、ビジネスモデルキャンバス以降の補助金申請支援、資金繰り相談、税務アドバイスまでサポート可能です。
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起業時の設計から、実務相談まで一貫支援が可能ですので、無料相談や面談もお気軽にご活用ください。
フリーダイヤル tel:0120-335-523