
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
個人信用情報を知らずに損していませんか?
〜経営者・起業家が絶対に押さえるべき信用の仕組み〜
はじめに
「個人信用情報」という言葉、普段の生活で意識していますか?
意外なことに、多くの人はその存在や仕組みを知らずに日常を過ごしています。
しかしこの信用情報、あなたがお金を借りる、ローンを組む、クレジットカードを作るといったあらゆる場面で審査の土台となる非常に重要なデータです。
本記事では、中野裕哲流の分かりやすい口調で、信用情報の正体、見られている内容、汚さないためのポイントを解説します。
個人信用情報とは何か?
個人信用情報とは、あなたの金融取引に関する履歴を、金融機関や信販会社が信用情報機関を通じて共有しているデータのことです。
これは勝手に集められているわけではなく、ローンやクレジット契約時に必ず同意書に署名して提供を許可しています。
どこが情報を持っているのか?
日本には主に以下の3つの信用情報機関があります。
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CIC(株式会社シー・アイ・シー)
主にクレジットカードや割賦販売の情報を管理 -
JICC(日本信用情報機構)
消費者金融や一部銀行ローンなどを管理 -
全国銀行個人信用情報センター(全銀協)
銀行系ローン、住宅ローンなどを管理
この3つは自己情報(事故情報)については相互に共有しており、CICを確認すれば大半の情報が分かる仕組みになっています。
実際にどんな情報が載っているのか?
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借入やローン契約の内容(商品名、契約日、契約額など)
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残高(今いくら残っているか)
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支払状況(毎月の入金があったかどうか)
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延滞や遅延の記録
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契約しているクレジットカードの枚数と利用額
意外な落とし穴:携帯電話の分割購入
スマホを48回払いや24回払いで購入した場合、それも「割賦契約」として信用情報に記録されます。
通信料とまとめて支払っているため意識しづらいですが、れっきとしたローン契約です。
ブラックリストの正体
「ブラックリスト」という名簿があるわけではありません。
信用情報の中に**「延滞(移動)」**と記載された履歴がある状態を俗に「ブラック」と呼びます。
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移動情報があれば、審査はほぼ通らない
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取引終了後も、最長5年間は履歴が残る(機関によっては10年)
信用情報を汚さないためのポイント
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引き落とし口座の残高管理を徹底する
→ 1日でも遅れると履歴に残る場合がある -
延滞は早期に解消する
→ 特則が来る前に支払えば、記録が残らないケースもある -
クレジットカードの作りすぎに注意
→ 短期間に多く作ると「なぜ?」と不審がられる -
消費者金融での多額借入は印象ダウン
→ 特に残高が多いままでは大きなマイナス評価 -
信用情報は定期的に確認する
→ 自分で取り寄せられるが、見方に不安があれば専門家に相談
信用情報が経営に与える影響
経営者や起業家は、事業資金の借入や設備投資、事業拡大のための融資を受ける機会が多いです。
その際、経営者個人の信用情報は必ずチェックされます。
どれだけ事業が有望でも、個人の信用が傷ついていれば融資は難しくなります。
つまり、信用情報は事業の生命線と言っても過言ではありません。
まとめ
個人信用情報は、あなたの「お金の信頼度」を数値化した履歴書のようなものです。
過去の記録は消せませんが、今からの行動で未来の信用は守れます。
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延滞ゼロ
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クレジットカードやローンは計画的に
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信用情報は定期的にセルフチェック
信用は一朝一夕では築けませんが、一瞬で壊れます。
ぜひ今日から、意識して管理していきましょう。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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