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コラム

こうすればあなたも出版できる!第4回

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Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。

以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。

出版を実現する「企画書」の書き方完全ガイド


はじめに

「本を出したい」と思ったとき、多くの人がまず想像するのは出版社への持ち込み。
その入口となるのが企画書です。

しかし実は、すでに一冊出版している著者でも、2冊目以降でも企画書は必須です。
なぜなら編集者が社内会議(出版会議や役員会議)で企画を通すために、著者の代わりに企画書を提出するからです。

今回は、6回シリーズの第4回として、
出版に欠かせない企画書の作り方を解説します。


企画書が必要な理由

出版社で企画が通る流れはこうです。

  1. 編集者が企画を受け取る(著者から直接、または編集者提案)

  2. 社内会議にて企画書を元にプレゼン

  3. 決裁権限者が以下を判断

    • Go(出版決定)

    • 条件付きOK(修正後出版)

    • 見送り(今回は出版せず)

つまり、企画書は「出版の合否を決める会議資料」であり、編集者にとっても武器になります。


企画書の基本構成

どの出版社でもほぼ共通して求められる項目があります。

  1. 仮タイトル

    • 著者が決めるのはあくまで「仮」

    • 最終タイトル決定権は出版社(著者の意見は参考程度)

  2. 読者層(ターゲット)

    • 誰に向けた本なのかを明確に

  3. 概要(コンセプト)

    • Amazonの商品説明のように短く要点をまとめる

  4. 類書リストと分析

    • 同ジャンルの競合本を調査し、「自著の差別化ポイント」を提示

  5. 目次案

    • 章立てと各章の簡単な説明

  6. 前書き案

    • 読者を引き込むキャッチーな書き出し

  7. 原稿サンプル(1章分)

    • 特に盛り上がる章を選び、出版社に文章力と内容を見てもらう


著者が決められない2つのこと

出版プロセスでは、著者に決定権がない項目があります。

  • タイトル
    → 販売戦略に基づき出版社が決定

  • カバーデザイン
    → 書店で目立つかどうか、売れるデザインかを優先して出版社が決定

著者は意見を伝えることはできますが、最終判断は出版社側です。


類書分析は「出版の競合分析」

類書リストは、出版社が最も注目する項目です。
書店では同ジャンル本が並ぶ中から選ばれる必要があるため、以下を調べます。

  • タイトルや表紙デザインの傾向

  • 章立てや切り口

  • 売れ筋のテーマや不足している視点

そして、「既存の類書にはない価値をどう提供するか」を明確に書きます。
これはビジネスでいう競合分析+差別化戦略
と同じです。


目次と前書きの役割

  • 目次:読者も編集者も「全体像」を把握できる設計図

  • 前書き:立ち読みやAmazonの「試し読み」で最初に読まれる重要パート

前書きで「この本を読めば得られる価値」を瞬時に伝えられれば、購買意欲が高まります。


原稿サンプルは“勝負所”を選ぶ

初めての出版社や初出版の場合、1章分のサンプル原稿提出を求められることが多いです。
特に本の核となる章(5章や6章など)を選び、完成度の高い形で見せましょう。

経験豊富な著者であれば省略される場合もあります。


企画書作成のメリット

  • 自分の本のコンセプトやターゲットが明確になる

  • 出版社や編集者にアプローチしやすくなる

  • 完成度が高ければ、そのまま紹介・推薦が可能になる


まとめ

出版を目指すなら、まずは企画書を書いてみることが第一歩です。
形式はWordでもPDFでも構いません。
大切なのは、編集者が会議で戦えるだけの内容を盛り込むことです。

無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!

フリーダイヤル 0120-335-523

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