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コラム

【YouTubeに動画を投稿しました】立地を選ぶ前に絶対知っとけ!商品の性質と立地戦略

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YouTubeに動画を投稿しました。
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是非御覧ください。

 

起業家必見!立地選びの極意──「最寄り品・買い回り品・専門品」で決める店舗戦略


はじめに:なぜ立地は“商品”から考えるべきか?

起業家が店舗やオフィスを構えるとき、
「駅からの距離は?」「何階がいい?」「周囲の店は?」といった要素ばかりに目が行きがちです。

しかし、その前に考えるべき“最優先ポイント”があります。

それは──自分が扱う商品の性質です。

この記事では、立地選定の出発点となる「最寄り品・買い回り品・専門品」の分類と、それぞれに合った立地戦略を解説します。


商品は3つに分けられる

世の中の商品やサービスは、大きく分けて次の3タイプに分類できます。

  1. 最寄り品(Convenience Goods)
    頻繁に、特別な努力をせずに買うもの。
    例:自販機の飲料、日用雑貨。
    → 「近くで買えること」が最優先。立地は便利さ重視。

  2. 買い回り品(Shopping Goods)
    品質や価格、スタイルを比較して購入するもの。
    例:家電、家具、衣料品。
    → 複数店舗を比較できる立地(繁華街・ターミナル駅周辺)が有利。

  3. 専門品(Specialty Goods)
    特別な努力をしてでも入手したいもの。
    例:骨董品、限定コレクターグッズ、特定ブランドの製品。
    → 立地条件より「知ってもらうこと」が重要。


最寄り品の立地戦略

最寄り品は、喉が渇いたらすぐ買うジュースのように、「近くにある」が最大の価値です。

  • 消費者はわざわざ遠くまで買いに行かない

  • 立地は生活動線の中にあることが重要

  • 駅ナカ、スーパー前、住宅街入口などが理想

ポイント:立地で勝負。広告や情報発信よりも「近くにある便利さ」が最大の武器。


買い回り品の立地戦略

買い回り品は、消費者が複数店舗を回って比較します。
そのため「選べる場所」に出店するのが基本です。

例:池袋にビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラが揃っている家電量販店エリア。
消費者は同じ街で複数の店を回り、一番納得できる商品を選びます。

  • 駅から近いターミナルエリアが有利

  • 家賃が高くてもアクセス性を優先

  • 「あの街に行けば揃っている」という印象が重要

ポイント:比較対象が近くにある方が、むしろ集客力が高まる。


専門品の立地戦略

専門品は、熱心なファンやマニアが、距離や手間をいとわず買いに来ます。

例:

  • 大谷翔平選手のサイン入りユニフォーム

  • 広島カープ監督の限定グッズ

  • 飛行機模型や航空グッズ

こうした商品は、阿佐ヶ谷の奥まった店舗でも、情報が届けば全国から客が来ます。

  • 立地条件よりも告知・情報発信が命

  • 雑誌・専門サイト・SNSで認知を広げる

  • 高額・希少品でもOK

ポイント:「知ってもらう仕組み」があれば、駅近や路面店でなくても成立する。


立地を決める前にやるべきこと

  1. 商品分類を明確にする
    自分の商品は最寄り品・買い回り品・専門品のどれか?

  2. 顧客行動をシミュレーション
    その商品を買うとき、顧客はどんな行動をとるか?

  3. 立地とコストのバランスを取る
    高い家賃を払っても回収できるのか?
    立地より情報発信に予算を回した方が良いのか?


まとめ

  • 最寄り品は「近さ」が命

  • 買い回り品は「比較しやすい場所」が命

  • 専門品は「知ってもらうこと」が命

立地は感覚や好みで決めるものではなく、商品性から逆算するものです。
この順番を守れば、無駄な投資を避け、売上につながる立地戦略を描くことができます。

以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。

無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!

フリーダイヤル 0120-335-523

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