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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
補助金採択おめでとう…でもその前に!資金繰り対策、できていますか?
はじめに:補助金に「落とし穴」があるってご存じですか?
ズバリ言います。
補助金に採択された——それは本当におめでたいことです!
でも、ここからが本番。「補助金もらえる=今すぐお金が入る」ではないのです。
実際には、補助金は後払い。
つまり「一度自分で支払ってから、あとで補填される」仕組みなのです。
しかも「一部しか補填されない」「消費税は対象外」など、細かな注意点が山ほどあります。
本記事では、補助金の資金繰りの実情と、その乗り越え方をわかりやすくご説明します。
補助金の真実:「採択=即入金」ではない
まず知っていただきたいのは、補助金は「後払い制度」であるということ。
採択されたらすぐに現金が振り込まれるわけではありません。
たとえば、「補助率2/3で上限1000万円」の場合、以下のようになります。
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必要経費:1500万円(税抜)
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補助金:1000万円(後日入金)
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自己負担:500万円+消費税(例:150万円)
つまり、「補助金をもらうためには、まず自分で1500万円(+消費税)を用意しなければならない」のです。
「資金がないから補助金を…」は逆効果!?
ありがちな誤解がこちら。
「資金がないから補助金を活用したいんです」
気持ちは分かります。
でも実際には「補助金はお金に余裕がある企業」ほど、採択後の運用がスムーズなのです。
小規模補助金と大型補助金の違い
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小規模事業者持続化補助金(上限50万円):比較的少額、自己負担も軽め
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ものづくり補助金(上限1000万円など):自己負担も大きく、事前資金が不可欠
このように、補助金の種類によって資金繰りのハードルが大きく異なります。
補助金の資金繰り、どうすればいい?
1. まずは金融機関に相談しよう
自己資金が足りない場合、頼るのはやはり金融機関です。
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補助金入金後すぐに返済する「短期つなぎ融資」
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自己負担分をカバーするための「長期融資」
これらを組み合わせて、1500万円の経費全体を融資でまかなうことが可能です。
2. 銀行は誰でも貸してくれる?…答えはNO
補助金つなぎ融資を快くやってくれる金融機関は、関係性ができているところだけ。
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融資実績がある
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定期的な取引がある
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経営状態を理解してくれている
こうした「信頼関係」があって初めて、柔軟な資金対応が受けられるのです。
銀行口座があるだけじゃダメ?「関係性」の重要性
ここも誤解されがちですが、「銀行口座を持っている=関係がある」わけではありません。
本当の意味で関係があるとは、「融資を受けた実績があること」。
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既存借入があれば→担当者がつきやすい
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相談もしやすく→つなぎ融資にも応じやすい
補助金資金繰りのためにも、「民間金融機関」との関係性構築は欠かせません。
終わりに:補助金活用のカギは「資金力」ではなく「段取り」
「補助金を有効活用したい!」
その気持ちは素晴らしいことです。
でも、「段取り八分」という言葉があるように、補助金を活用するには綿密な資金繰り計画が必要不可欠。
自己資金の確認、金融機関との信頼構築、そして採択後の流れをシミュレーションしておくことで、「補助金=チャンス」を確実につかめるようになります。
補助金に採択されたその瞬間からが、スタートラインです。
ぜひこの記事を参考に、あなたのビジネスをより確実に成長軌道に乗せてくださいね。
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