おはようございます!12/3、「個人タクシー」の日です。1959(昭和34)年のこの日、初めて個人タクシーの営業許可が下りた。タクシー不足と神風タクシー解消のため、東京都で40~50歳の3年間無事故無違反の優良運転手173人に個人タクシーの免許が許可された。
今回のテーマは、【買掛金とは何か?】です。以前に、売掛金について解説をしましたが、買掛金についてのメリット・デメリットを整理しておきましょう。似たような言葉ですが正反対の取引であり、支払っていない代金の全てが買掛金(仕入以外は未払金)ではありませんので、区別して覚えていきましょう。
仕入れた代金でまだ支払ってない金額の事を買掛金といいます。決算書や試算表の買掛金の数字がそれです。継続的な取引上の慣習として、ごく日常的に行われています。
本来であれば、売る側・買う側、お互いに現金でそのつど取引するのが望ましいのですが、そうすると現金を持ち歩き、領収書なども商品と代金の受け渡しごとに発行しなければなりません。現金を持ち歩く危険性と、領収書発行などの事務作業の軽減の意味もあり、売る側・買う側双方の信頼関係のもちに、掛け取引が行われているのです。
当然資金繰り上のメリットも発生します。仕入資金の支払いが1ヶ月後にすることも可能になりますので、その分資金繰りが楽になります。とはいえ、資金繰り上の効果は取引最初の1ヶ月目だけで、取引が継続すれば、その後は毎月支払いが発生し、よけい資金繰りを複雑にしてしまうデメリットが生じます。
理想とする形は、売上の入金サイトが早く、支払いサイトが長いことが理想的な資金繰りです。現実的には難しいかもしれませんが、この形を作り上げていくことを視野に入れると変化してくると思います。
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