
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
金融マンが語る!信頼される税理士と企業の条件とは?
はじめに
ズバリ言います。
「税理士の選び方ひとつで、融資の結果が変わります。」
えっ、そんなことで?――と思われるかもしれませんが、実はここ、金融機関が密かにチェックしている“盲点”なのです。
本記事では、信用金庫で10年間法人営業を担当してきたベテランと、元財務責任者の対話から、金融機関が見ている「税理士と経営者のあり方」について、わかりやすく解説していきます。
税理士は財務に強い?実はそうでもない!?
「税理士=財務に詳しい」
これ、実は大きな誤解です。
税理士試験では、財務や資金調達についての実務知識はほとんど学びません。
経理(=過去)と財務(=未来)は、領域がまったく違うのです。
経理:帳簿を正しくつける
財務:これからいくら必要かを見通し、資金調達を考える
つまり、“未来を読む力”が求められる財務は、別途学ばなければ身につきません。
金融機関は“誰が付いているか”を見ている
融資審査で金融機関が気にするポイントのひとつが――
「この会社、どんな税理士が関わってるのか?」
たとえば…
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意味不明な勘定科目
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仮払金や現金が多すぎる
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資産表が出てくるのが遅い
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決算書の内容に即答できない税理士
こんな状態では、金融機関は「この会社、本当に大丈夫か?」と不安を抱いてしまいます。
決算書は「資金調達の道具」になっているか?
ズバリ、銀行が求めているのはこうです。
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決算書の中身に整合性があるか
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仮払金など不明瞭な項目がないか
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借り入れ視点で整理されているか
つまり、“見られる”ことを前提に作られているかどうかが重要なのです。
税理士にすべて任せるのはNG!
「うちは税理士に任せてるから大丈夫」
この言葉、金融機関にとってはむしろマイナス評価になります。
なぜなら――
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社長が自社の数字を理解していない
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数字に責任を持っていない
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税理士との連携が薄い
という印象を与えてしまうからです。
社長は、自社の数字を語れるべき存在。
最低限、資産表や決算書の主要数字は押さえておきましょう。
金融機関が評価する“信頼できる税理士”の特徴
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電話での質問にすぐ対応してくれる
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資金繰りや融資についても一定の理解がある
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決算書の作成スピードが早く、正確
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仮勘定をできるだけ使わず、誠実な記帳
こういった税理士がついているだけで、企業への信頼感もグッと高まります。
経理体制の“遅れ”は致命的
経営において、数字の鮮度は命です。
1月に融資を相談しているのに、資産表が7月のまま…
これでは金融機関は不安を覚えます。
【チェックリスト:経理体制が整っているか?】
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毎月、最新の資産表が出ているか?
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融資の話が出たとき、すぐに数字を提出できるか?
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会計データの共有がスムーズに行えているか?
最後に:税理士は“味方”であるべき
税理士は「帳簿をつける人」ではなく、**「数字を通じて会社を支えるパートナー」**です。
社長も税理士も「金融機関の視点」を意識し、
経理と財務の両面から会社を整えていくことが、資金調達の成功への第一歩になります。
「うちは大丈夫かな?」と少しでも不安を感じた方、ぜひこの動画をご覧ください。
今後の融資の通り方が変わる“ヒント”が、きっと見つかるはずです!
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