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ビジネスモデルの再構築術!「顧客価値」から利益ポイントを見直す方法
はじめに|「売上が上がらない…」その原因、見誤っていませんか?
「頑張ってサービスを提供してるのに、利益が出ない…」
「新規事業を立ち上げたが、思ったように伸びない…」
ズバリ言います。
それ、“顧客価値”の見立てと“利益の取り方”がズレているのかもしれません。
本記事では、「誰に」「何を」「どのように」提供するかの視点に加えて、“どこで儲けるか”の再設計方法について解説していきます。
第1章:「誰に・何を・どのように」で作るビジネスモデルの基礎
■ 起業時だけでなく、改善時にも必須の思考法
ビジネスモデルの基本はこの3つ:
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誰に(顧客)
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何を(提供価値)
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どのように(提供方法)
この3つの組み合わせ次第で、同じ商品でも売れ方がガラリと変わるのです。
たとえば、「良い商品を持っているのに売れない…」という場合、誰に届けているかがズレていることも多々あります。
第2章:顧客価値とは何か? “お客様にとっての意味”を考える
「顧客価値」とは簡単にいえば、
**「お客様が得られるベネフィット(利益・嬉しさ)」**のこと。
提供する側から見れば「提供価値」、受け取る側から見れば「顧客価値」です。
この価値が何で、どこで感じられるのかを読み解くことで、どこで利益を得るべきかが見えてくるのです。
第3章:プロ野球球団に学ぶ!本当の儲けどころはどこか?
■ 「野球そのもの」は赤字でも黒字化できる構造
たとえばプロ野球球団。
一見、野球の試合で儲けているように見えますが、実は**「別の収益ポイント」を組み合わせて黒字化している**例も多いのです。
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鉄道(例:西武鉄道と所沢の球場)
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遊園地(西武園遊園地)
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グッズ販売、ファンクラブ、飲食収入…などなど
これらを掛け合わせて**「一日遊べるパッケージ」**にしているんですね。
■ 中心部では儲からない?立地戦略の妙
藤井寺球場の例のように、アクセスが良すぎて鉄道が使われないと、逆に儲からないケースもあります。
逆に“わざと電車で来させる”立地にしておくことで、鉄道・飲食・グッズ…といった周辺サービスで稼ぐ。
ここにビジネスモデルの妙があるんですね。
第4章:夢グループの成功に見る「ターゲットとメディアの一致」
「社長、もう少し安くなりませんか?」でおなじみの夢グループ。
一見、B級っぽい印象ですが、実はとても戦略的なマーケティングをしている優良企業です。
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ターゲット層:50代以上
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メディア:BS放送(演歌ファン多数)
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商品:演歌歌手のコンサートやグッズ、健康商品など
このようにメディア・商品・顧客層がピタリとハマる設計になっているのです。
さらに、通販だけでなく演歌事業を軸に、別の収益ポイントも確保しています。
第5章:あなたの主力商品、“赤字”でもいいんです
重要なのは、「主力商品で儲ける」ことに固執しすぎないこと。
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野球試合そのもの → 赤字
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グッズ、飲食、鉄道 → 黒字
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通販商品 → 利益少
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コンサート事業 → 高収益
というように、主力を「集客ツール」と割り切り、“周辺で収益化”する発想が有効なケースもあります。
おわりに|ビジネスは“金のなる木”の見つけ方がすべて
お客様に提供する価値(ベネフィット)がどこにあり、
企業が収益を得るポイントがどこか――
この2つがズレていると、ビジネスは苦しくなります。
ズバリ言います。
「価値を感じてもらう部分」と「お金を払ってもらう部分」を一致させる必要はない」のです。
ぜひ一度、顧客価値を起点に利益の出し方を見直してみましょう。
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