5月9日から、東京都の「テレワーク促進助成金(令和4年度)」の公募が開始されます。
助成金の詳細(募集要項・申請様式など)は、5月9日以降にHPにアップされる予定となりますが、概要は以下になります。
【助成内容】
(1)一般コース
都内事業所に所属の常時雇用する労働者を対象に、在宅勤務、モバイル勤務等を可能とするテレワーク機器・ソフトウェア等のテレワーク環境整備に係る経費の助成
(2)非正規社員拡充コース ―新設ー
都内事業所に所属の非正規社員へのテレワーク拡充に係る在宅勤務、モバイル勤務等を可能とするテレワーク機器・ソフトウェア等のテレワーク環境整備に係る経費の助成
(2)では、東京都の実施するテレワーク課題解決コンサルティングを受け、「テレワーク導入提案書」の発行を受けることが必須条件になっています。テレワーク課題解決コンサルティングとは、都内企業等のテレワーク定着・活用拡大を推進するため、専門家(中小企業診断士、社労士、コンサルタント)が都内事業所に最大5回訪問し、課題解決などの支援を無料で行うコンサルティングです。
【助成内容】
テレワーク機器・ソフト等の環境整備に係る経費
【助成金の上限額、助成率】
事業所の規模に応じて、以下の上限、助成率となります。金額、助成率は前年と同じです。
常時雇用する労働者が2人以上30人未満の企業 助成金額:最大150万円 助成率:3分の2
常時雇用する労働者が30人以上999人以下の企業 助成金額:最大250万円 助成率:2分の1
【助成対象事業者】
・常時雇用する労働者が2人以上999人以下で、都内に本社又は事業所を置く中堅・中小企業等
・都が実施する「テレワーク東京ルール実践企業宣言制度」に登録し、「テレワーク推進リーダー設置」表示のある宣言書がウェブサイト上で発行されていること(実績報告時まで)
その他の要件については、募集要項(令和4年5月9日以降公開)をご確認ください。
テレワーク東京ルール実践企業宣言制度とは、各企業がその実情に応じて、独自ルール(テレワークデーやテレワークウィークの設定、育児・介護期間中のテレワーク勤務等)を策定し、宣言する制度です。都の公開しているウェブサイト上で、必要情報(会社の基本情報、テレワーク推進リーダー、テレワークルールの実施目標、テレワーク規定、社内の声等)を入力すれば登録申請が可能です。
【申請方法等】
(1)一般コース・・・「郵送」または「電子申請(Jグランツ)」
(2)非正規社員拡充コース・・・「郵送」のみ
【申請受付期間】
令和4年5月9日(月)~令和5年1月31日(火)※予算の範囲を超えた場合は、申請受付期間内でも受付が終了になります。
弊社グループでは、助成金、補助金獲得に向けたコンサルティングを行っております。無料相談もしておりますので、ご関心のある方はお気軽にお問い合わせください。