
新事業進出補助金を最大限活用するためのポイント
新事業進出補助金を活用して成功するには、事前の準備と計画が何よりも重要です。補助金申請には、事業計画の緻密さや提出書類の正確性が求められます。ここでは、成功に向けた具体的なポイントをご紹介します。
必要な事前準備と申請手順
補助金を獲得するには、しっかりとした準備が欠かせません。以下は、申請前に行うべき主な準備です。
- 事業計画書の作成:
事業計画書は補助金申請の核となる書類です。現状の課題や新事業の概要、期待される効果をわかりやすく記載しましょう。特に、新事業がどのように成長性を持つかを具体的に示すことが重要です。 - 必要書類の確認:
提出書類には、不備がないよう細心の注意を払う必要があります。例えば、事業計画の詳細な記述、財務情報、申請書などを事前に揃えておくと安心です。 - スケジュール管理:
補助金の申請には締切があり、計画的に進める必要があります。特に、「jGrants」などの電子申請システムを使う場合、早めにアカウントを取得することをおすすめします。
認定支援機関を活用するメリット
補助金申請では、認定経営革新等支援機関のサポートを受けると、大きなメリットがあります。
- 専門家のアドバイス:
認定支援機関の専門家は、補助金申請の経験が豊富です。事業計画の作成や申請手続きにおいて、専門的なアドバイスを受けることで、採択率が高まります。 - 金融機関との連携:
補助金の交付は後払いが基本のため、資金繰りが課題になる場合があります。このような場合、認定支援機関を通じて、つなぎ融資などの提案を受けられることも魅力です。
補助金申請は複雑で手間がかかるプロセスですが、認定支援機関との連携によりスムーズに進めることができます。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。


























