
第6回事業再構築補助金のデータ分析結果を公開
どうもこんにちは!第6回事業再構築補助金のデータが公開されました。弊社の補助金コンサルタントが分析した結果を公開いたします。
まず結論:認定支援機関によって採択率は変わる
まず結論から申し上げますと、認定支援機関ごとに採択率は変わります。そして最近では申請比率も変化してきていますので、その変化は頭に入れてから認定支援機関を選ぶといいでしょう。
認定支援機関ごとの申請数と採択率(第6回)
まず事務局が公開している第六回の認定支援機関ごとの申請数と採択率のデータです。
傾向
認定支援機関として地銀と信用金庫を利用される方が多く、その次に民間コンサルティング会社がくる感じです。 採択率をみても申請数線を超えている、かつ採択率平均49%を超えている認定支援機関は銀行と中小企業診断士、民間コンサルティング会社だけです。
ですので、この表を見ると採択されやすさを狙うなら「銀行と中小企業診断士、民間コンサルティング会社」に認定支援機関として協力してもらうことがいいといえます。
最近の申請傾向と人気の支援機関
申請割合トップ3の推移
- 第4回:地銀 19.16%、信用金庫 16.29%、民間コンサルティング会社 12.55%
- 第5回:地銀 19.10%、信用金庫 16.73%、民間コンサルティング会社 12.96%
- 第6回:地銀 16.70%、民間コンサルティング会社 15.72%、信用金庫 14.53%
地銀・信用金庫ともに申請割合を下げ、民間コンサルティング会社の割合が増えてきています。 段々とコンサルティング会社を入れて申請している会社が増えてきていることが分かります。
ノウハウ蓄積によるコンサル会社の台頭
コンサルティング会社はこの1年で事業再構築補助金の採択ノウハウをため込んできています。 回を重ねるほど採択率に関しても差が出てくる可能性があります。 現状でも自社で作った計画書では通らないからアドバイスや支援をしてほしいという依頼があります。
採択を勝ち取る計画書とは?
計画書を見せていただくと、一般的な基準で言えば大変すばらしい計画書です。
しかし、補助金は審査項目があり、そして加点要素があります。 いかにこれらでほかの計画書より点数を稼ぐかの勝負であり、一般的な基準ですばらしい計画書が採択されるわけではないのです。
それらを意識して計画書を書ける事業者の方にはコンサルタントは不要でしょう。 しかしそうでないのならば、補助金コンサルタントに相談することをおすすめします。
弊社の支援体制
弊社では、元補助金審査員の三浦を中心とした各種専門家チームが補助金支援を行っております。 また、V-Spiritsグループでは、税理士・社労士・司法書士と勢揃いしておりますので、貴社の事業をワンストップで支援ができます! 無料相談もしておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura 元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員 中小企業診断士、起業コンサルタント®、 1級販売士、宅地建物取引主任者、 補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、 産業能率大学 兼任教員 2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。 融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago 元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役 同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。 支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。 日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。 長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。