今回は、【創業融資】知っておきたい債務超過とはについて解説していきます。
企業の2年後3年後を考えたときには必ず知っておかなければならない事項です。
創業したばかりの企業の財務状況は綺麗な状態からスタートします。
債務超過とは企業の負債の総額が企業の保有している資産の総額を上回る状態を指します。
判断するには決算書の貸借対照表(B/S)を確認してください。貸借対照表の右下を見ると
「純資産合計」があります。純資産がプラスかマイナスか?マイナスであれば債務超過の状態と
いえます。
債務超過を一言で表すと自己資本がマイナスになり、倒産してもおかしくない状態が債務超過です。
債務超過になると企業の信用力が非常に低下し融資が受けられない状態にもなりかねません。
今まで定期的な融資に対応していた銀行も債務超過になり、何年も続くと銀行も方針転換をおこない
新規融資の対応をしてくれなくなります。
併せて、リスクに見合った金利引き上げや保全確保の為に、担保徴求したりなど状況が変わります。
債務超過の解消方法は3つあります。
・増資する
・利益を出す
・財務体質の徹底的な見直しを図る
以上3つです。債務超過に陥ると、いくら良いサービスを提供しても経営を続けていく事が難しい状況
になります。債務超過をきちんと理解をし経営に活かしていって欲しいと思います。