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経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
売上が伸び悩んできたら…中小企業でもできる!商品延命の具体策
はじめに:「売れてた商品が、最近イマイチ…」そんなとき、どうする?
ズバリ言います。
「売れていた商品が、急に売れなくなってきた…」
このようなお悩み、よく聞きます。
商品にも寿命があるという「プロダクトライフサイクル(PLC)」の考え方をもとに、今回は中小企業でも実践可能な“商品延命策”について、実例交えて具体的に解説いたします。
プロダクトライフサイクル(PLC)とは?
まずはおさらいです。
PLCとは、商品が市場に出てから退場するまでの「命の流れ」をグラフ化したものです。
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導入期:頑張って広める時期。まだ売上は少なめ。
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成長期:売上も利益も一気に伸びる。やりがいMAX!
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成熟期:売上のピーク。競争も激しくなる。
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衰退期:売上が減少。商品に「寿命」が近づく時期。
さて、ここからがポイント。「衰退期をそのまま放置して、なすがままにするのか?」
——答えはNOですね。
商品延命の4つの戦略
商品寿命を延ばすためには、以下のような具体策があります。
① 使用量・使用頻度を上げる
例えば調味料の蓋を大きくして、パッパと出る量を増やす。これで「使用量」がアップし、売上にも直結します。
某調味料メーカーや歯磨き粉などの事例も有名ですね。
② 新しい用途の開発
もともとパラシュート用に作られたナイロンが、女性のストッキングに転用されたように、「違う使い方」を開発することも重要な延命策です。
食べるラー油、まさにこの代表例ですね!
③ モデルチェンジ・リニューアル
車などの製品に多い手法ですが、パッケージや成分、味を少し変えるだけでも「新しい」と感じてもらえます。
クラウンやiPhoneのように、新モデルが出るたびにファンが買い替える、という仕組みです。
④ 新市場の開拓
いわば「新しい曲線を描く」イメージ。
これまでの市場が成熟してしまったら、まったく違うターゲットを狙うのも一手。たとえば、女性向けだった商品を、あえて男性向けに打ち出すなどです。
中小企業・個人事業主ならどう活用する?
「でもそれって、大企業の話でしょ?」
そんな風に感じたあなた、ご安心ください。中小企業でも十分応用できます。
例:タピオカ屋さん
ブームが去った今、タピオカ屋さんはどう延命する?
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糖質制限に対応したヘルシータピオカドリンクを開発する
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「タピオカパン」など、他業種と掛け合わせてみる
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ドリンク以外の商品(レモネードなど)を導入して新客層を取り込む
大事なのは「業界の真似」ではなく、「お客様の声を聞く」こと。
実際、動画内でも「ユーザーに聞いてみること」が重要だと語られていました。これ、本当にその通りです。
他業種の研究がカギになる
多くの日本企業がやってしまいがちなのが「同業ばかり研究してしまう」こと。でも、業界全体が衰退しているなら、いくら研究しても意味がない!
むしろ、異業種や海外の成功例に目を向けることで、意外なヒントが得られるのです。
終わりに:延命=手間ではなく「工夫と対話」
「売上が落ちてきた」
「そろそろこの商品も限界かも…」
そんな時こそ、今回お伝えした4つの方法を、ひとつずつでも試してみてください。
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使用量・使用頻度アップ
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新用途の開発
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モデルチェンジ
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新市場の開拓
そして何より、「お客様の声を聞く」。
そこに、あなたのビジネスの未来を広げるヒントが、きっとあります。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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