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コラム

フードトラック(キッチンカー) 開業

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ビジネスの特徴


フードトラック(キッチンカー)は、調理設備のある車両で軽食の移動販売やケータリングサービスを行うビジネスです。コロナ禍によるテイクアウト需要で広く知られるようになりました。 今ではフードトラックの情報はアプリで簡単に調べられるようになり、専用QR決済やキャッシュレス決済も導入されるなどのデジタル化が進んでいて、衛生面の強化と車体改造の進化の面でも安全面を重視して車体改造や外れない跳ね上げ扉などが改良されています。フードトラックはユニークなメニューやトレンドの料理を提供できるため、顧客は新しい味わいを楽しむことができます。

 

市場トレンド


フードトラック(キッチンカー)業界のトレンドについていくつかご紹介します。

⑴本格的な料理の注目

フードトラックは以前は「屋台グルメ」の延長と見られていましたが、近年はこだわりのある本格的な料理を提供する店に注目が集まっています。固定店舗では味わえないようなメニューや本格グルメが、フードトラックで気軽に楽しめるようになっています。

⑵政府の支援強化

政府は食品起業家を支援するための取り組みを強化しています。金融支援や規制支援、インフラ開発などが行われ、起業家が市場に参入しやすくなっています。

⑶テクノロジーとマーケティングの連携

フードトラック事業者はテクノロジー主導のサービスやマーケティングサポートを活用し、広範な顧客基盤にアクセスしています。プラットフォームとの連携により、オペレーションを合理化し、新規市場への拡大を容易にしています。

 

開業形態


⑴個人事業主

⑵法人の設立

 

許認可


を開業する際に必要となる許認可や要件は以下になります。

⑴営業許可の取得

保健所で食品を取り扱う施設が基準を満たしていることを確認し、許可を取得します。

フードトラック(キッチンカー)の場合、すべてのメニューで「飲食店営業」の営業許可を取得し、有効期限は5年間で、更新料が発生します。

⑵防火対象物使用開始届

消防署で新たに店舗を使用開始する際に、使用開始日の7日前までに提出します。

厨房の構造や店舗の管理者を通知し、消防法の条件を満たしているかを審査されます。

⑶深夜酒類提供飲食店営業開始届

管轄の警察で 深夜0時以降にアルコールを提供する場合に必要な届出です。

食品衛生責任者の設置

各店舗に1人、食品衛生責任者を配置することが義務付けられています。

調理師、栄養士、製菓衛生師のいずれかの資格が必要です。有資格者がいない場合は、所轄の保健所で実施される食品衛生責任者講習会を受講し、テストに合格する必要があります。

 

開業ステップ


➀事業計画書の策定

②資金調達

③出店場所の確保

④ 許認可の取得

⑤キッチンカーの準備(工事・設備導入)

⑥メニューの開発

⑦広告宣伝・プロモーション

⑧開業

 

開業資金


フードトラック(キッチンカー)として開業するには、選ぶキッチンカーにによって異なりますが、一般的に約300万〜750万円ほどの資金が必要とされています。キッチンカーの購入の他にも内装工事費用、設備導入費用など様々な費用が発生します。最初は少ない投資で始めて徐々に拡大していく方法もありますので、個々の事情に応じて開業資金を計画することが重要です。

事業計画の作成や面談対策、融資の受け方など、融資に関することなら、弊社の「元日本政策金融公庫支店長の多胡」と「元金融機関融資担当の小峰」を中心とした「実績豊富な融資コンサルタントチーム」が全面的にサポートします。

 

会社設立


フードトラック(キッチンカー)は、個人事業でも行えますが会社を設立するという選択肢もあります。企業の規模が拡大した場合や取引先との信頼関係を作りたいといって際には、会社を設立することで大きなメリットを得られる可能性があります。では、会社の設立はどのように行うのでしょうか。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。

①申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。
②免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
③審査
④許可

その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。

弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

 

収益モデル


開業にあたっては、ターゲット層などを踏まえて売上の見通しを立てる必要があります。また、マーケティング戦略、営業体制なども細かく作りこむことが重要です。

まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして作成してみてください。

以下のリンクからダウンロードできます。

 

最後に


以上がフードトラック(キッチンカー)を開業する際の全体像になります。

フードトラック(キッチンカー)の開業は、実店舗と比べて開業資金や固定費が抑えられ、出店場所も限られません。しかし、食品衛生責任者の資格や営業許可の取得、車両の設備基準など、煩雑な手続きが必要です。

キッチンカーの開業って思ったより大変そう💦

最後まで見てくださった方はこう思う方も少なくないはずです。

フードトラック(キッチンカー)を開業することは、多くの人が思い描く以上に複雑で手間がかかるプロセスです。フードトラック(キッチンカー)の開業は、車両の改装や設備の導入、許認可の取得、集客と競合、天候や季節の影響、労働時間と体力、経営スキルとストレス管理など、多くの課題と努力を伴う魅力的なビジネスです。成功のためには計画的な準備と粘り強さが必要です。

これらの要因から、フードトラック(キッチンカー)を開業するのは非常に難しいと感じるかもしれません。

ですが、開業のハードルを越えた先にキッチンカーで人々に笑顔を届けることができます!

 

弊社には、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、元金融機関の営業担当、補助金コンサルタントといった幅広い専門家が在籍しているため、みなさんの不安を解決することができます。

お客様の今後のビジョンを踏まえて、幅広い視点からご支援いたします。

弊社では無料の相談を行っていますので、開業に関して不安がある方はお気軽にご相談ください。

 

フリーダイヤル 0120-335-523

お問い合わせ

 

 

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