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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
副業で建設業を始めたいあなたへ|創業融資は受けられる?ズバリお答えします!
はじめに:副業の「夢」と「現実」を整理しよう
今回のテーマはズバリ――
**「副業でも日本政策金融公庫から事業資金を借りられるのか?」**というものです。
「昔、現場仕事をしていて、また自分の手で仕事をしたい」
「でも今の仕事も大切。だから週末だけ副業で始めたい」
こうした思いを抱く方は本当に多くなっています。
特に建設業のように、スキルや資格が活かせる仕事は、副業としても人気が高いですね。
ただし、いざ「融資を受けて始めたい」と思うと、多くの方がぶつかるのが次の疑問です。
「副業でも、公庫からお金を借りられるの?」
結論から言いましょう。
ズバリ、“できます”。
ただし、いくつか押さえておくべき重要なポイントがあります。
この記事では、その注意点と、金融機関がどう見ているのかを、わかりやすく解説していきます。
副業でも融資は「可能」! ただし“線引き”が大事
まず大前提として、日本政策金融公庫(通称:公庫)などの創業融資は、副業でも利用できます。
「本業がある=融資NG」ではありません。
むしろ、安定した収入があるという点では、返済能力の証明にもなります。
しかし、ここで重要なのは――
本業と副業のお金を絶対に混ぜないこと。
これをやってしまうと、どこまでが事業資金なのかが曖昧になり、金融機関の信頼を損ねます。
副業であっても「事業」として独立したお金の流れを作る。
これが最初の大きなポイントです。
お金の管理は「完全分離」! これが信頼の第一歩
副業で融資を受ける際に、最もやってはいけないのが、お金をごちゃ混ぜにすること。
たとえば、生活費の口座から材料を買ったり、本業の給料が入る口座に副業の売上を入れたり。
これは金融機関から見れば「事業としての管理ができていない」と判断されます。
対策はシンプルです。
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副業専用の銀行口座を開設する
-
売上・経費を明確に記録する
-
レシートや領収書を必ず保管する
つまり、「副業とはいえ、事業としての自覚を持つ」ことが肝心なのです。
「借りないリスク」もある? 副業だからこそ融資を活かす
よくあるのが、「手元に少し貯金があるから、借りなくてもいいかな」というケース。
しかし、これは一見正しく見えて、実は危険な考え方です。
なぜなら、自己資金だけで始めると、採算が合わなくなったときに無理をしてしまうから。
お金が尽きると、冷静な判断ができなくなり、「せっかく始めたのに続かない…」という事態に陥ります。
その点、最初に公庫などから資金を確保しておけば、精神的な余裕が生まれます。
また、借入金を**「副業の運転資金」として管理できる口座に分けておく**ことで、経営の見通しも立てやすくなります。
「借りる=借金」ではなく、
「事業を健全に運営するための資金確保」と捉えるのがプロの発想です。
「本業が安定しているから貸してもらえる?」は誤解
次に多い誤解が、「本業の収入がしっかりしているから安心して貸してくれるだろう」という考えです。
残念ながら、金融機関はそうは見ていません。
融資審査では、副業単体で採算が取れるかどうかが最も重視されます。
つまり、「副業としての収支計画がきちんと立っているか」が判断基準なのです。
「本業がある=副業の赤字を補填できる」とは見ません。
むしろ、「本業に影響が出ないように副業を管理できるか?」というバランス感覚を評価します。
最大の落とし穴:「副業禁止規定」を見落とさない!
ここで、もう一つ大事なポイントを。
あなたの勤務先の就業規則を、しっかり確認していますか?
副業を始める前に、まず確認すべきは「副業が許可されているかどうか」です。
近年は副業を認める会社も増えていますが、まだまだ禁止している企業も少なくありません。
もし禁止されている状態で副業を始めると――
会社に知られた時点で懲戒や解雇の対象になることもあります。
せっかく融資を受けて始めたのに、本業を失うリスクがあるのです。
これは本末転倒ですよね。
したがって、副業を始める際は、必ず会社に正直に申告して許可を得ること。
堂々とやることが、結果的に長く続けるための一番の近道なのです。
副業を“事業”として扱うための3つの鉄則
ここまでのお話をまとめると、副業で融資を受けるためには次の3つがポイントです。
-
お金を完全に分ける
― 副業専用口座をつくり、経理を明確に。 -
副業単体で収支が合う計画を立てる
― 「事業」として成り立つ数字を示す。 -
勤務先の許可を取る
― 就業規則違反は致命的。堂々と取り組む。
この3点を押さえれば、金融機関からの信頼も高まり、スムーズに融資が進みます。
「ここまでで損しないための考え方」~撤退ラインを決めておく~
副業を始める方に、もうひとつ大切な考え方をお伝えしておきます。
それは、**「このラインを越えたら撤退する」**という明確な基準を持つこと。
たとえば、
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借りたお金が尽きたら一旦やめる
-
利益が出ない月が3カ月続いたら見直す
といった「撤退ルール」を決めておくのです。
こうすることで、感情に流されず、冷静な判断ができます。
副業は小さく始められる分、撤退の判断も早くできるのが利点です。
将来、本業になる可能性もある
副業から始めたビジネスが、将来的に本業に育つケースも少なくありません。
最初は「週末だけ」でも、うまく軌道に乗れば「独立」という道も見えてきます。
そのためにも、副業のうちから事業としての基礎をしっかり固めておくことが大切です。
資金管理、取引先との信頼、そして税務の対応――。
これらを副業段階で経験できるのは、実は大きな強みになります。
まとめ:副業は“こっそり”ではなく“堂々と”
副業は、あなたの人生を豊かにする大切なチャンスです。
しかし、やり方を間違えると、トラブルのもとにもなります。
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融資は可能。ただし、お金を完全に分けること。
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本業の収入ではなく、副業の事業性が審査される。
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副業禁止規定を軽視しない。堂々と進める。
この3点を守れば、安心して副業をスタートできます。
「こっそり」ではなく「堂々と」。
それが、副業を“第二の柱”として成功させる第一歩です。
おわりに:あなたの一歩が未来をつくる
副業は、単なる“お小遣い稼ぎ”ではありません。
あなた自身の力で収益を生み出し、将来の独立や人生設計につなげる大切な挑戦です。
公庫融資は、その第一歩を支える強い味方。
正しい知識と準備があれば、必ずチャンスは開けます。
迷ったときは、専門家に相談するのもおすすめです。
あなたの夢を応援しています。
フリーダイヤル tel:0120-335-523



























