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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
条件不利地域でもチャンスあり!農地利用効率化等支援交付金〈条件不利地域支援タイプ〉徹底解説
はじめに
みなさん、こんにちは。
今回は農業者の方、特に条件が不利な地域で農業を営んでいる方にとって、見逃せない補助金制度をご紹介します。
その名も 「農地利用効率化等支援交付金(条件不利地域支援タイプ)」。
この制度、名前こそ少し堅苦しいですが、中身を理解すれば「これってうちにピッタリじゃないか!」というケースが意外と多いんです。
動画でも詳しくお話ししましたが、この記事では概要やポイントを分かりやすく整理し、動画を見たくなるようなサマリとしてお届けします。
この制度はどんな補助金?
「農地利用効率化等支援交付金」は、大きく分けて二つのタイプがあります。
1つは「融資支援タイプ」、そして今回ご紹介するのは 「条件不利地域支援タイプ」 です。
このタイプは、面積が小さい、地形的に不利、などの制約がある地域で、複数の農業者が力を合わせて効率化や規模拡大を目指す時に活用できるものです。
ポイントは、単独ではなく複数で申請することが前提。
「近所の農家仲間と一緒に、もっと効率のいい農業をやろう!」という時に威力を発揮します。
対象地域の条件
条件不利地域といっても、あいまいではありません。
基準の一つとして、1戸あたりの平均農地面積が0.5ha未満であることが挙げられます。
また、この基準は北海道とそれ以外の地域で異なります。
北海道は農地が広い分、条件が厳しくなります。
「うちはどうなんだろう?」と思った方は、まず自治体に確認してみましょう。
対象かどうかは市町村の担当部署が把握しています。
誰が申請できるのか?
このタイプの補助金は、基本的に3者以上の農業者や法人による団体が対象です。
具体例としては:
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農業組合法人
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参入法人
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自治体が認めた団体
個人農家が単独で申請するのは原則難しいですが、ケースによっては例外もあり得ます。
そのため、「うちは無理かな…」と諦めず、まずは相談することが大切です。
どんな事業が対象になるのか?
この補助金は、「みんなで使うもの」「経営を拡大・効率化するもの」が対象です。
例えば:
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複数で共同利用する農業用機械の取得
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農地拡大に伴う配管・ポンプ整備
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生産物を販売するための販壳施設整備
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区画整理・排水設備などの簡易基盤整備
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農道の新設や改良などの土木工事
ここで重要なのは、単なる更新では対象外という点です。
「今までと同じ性能の機械に買い替えるだけ」ではダメ。
性能向上や効率化につながるものでなければなりません。
補助金額と補助率
この制度の魅力は、なんといってもその補助額です。
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上限額:4,000万円
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補助率:
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農業機械:1/3
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その他(施設・基盤整備等):1/2
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つまり、共同で大きな設備投資を考えている場合には、かなりの負担軽減になります。
要件の注意点
申請の際は、以下の要件も押さえておきましょう。
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年度内に事業を完了すること
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1件あたりの経費が50万円以上
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共同利用を前提にすること
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性能向上や効率化を目的とすること
他の補助金との比較ポイント
「融資支援タイプ」との違いは、融資の要否や対象地域です。
条件不利地域支援タイプは融資を受けなくても申請できますが、その代わり対象地域や共同申請などの条件が厳しめです。
活用のメリット
この補助金を活用することで、
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条件が不利な地域でも経営基盤の強化が可能
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機械だけでなく販壳施設や農道整備まで支援対象
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複数農業者での共同事業による地域全体の底上げ
といったメリットが得られます。
申請を考えている方へのアドバイス
申請前に必ず確認してほしいのは、
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自分の地域が対象か
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共同申請できる仲間がいるか
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単なる更新ではなく性能向上が見込めるか
これらをクリアしていれば、採択の可能性はぐっと高まります。
まとめ
条件不利地域だからこそ、この補助金は活用価値があります。
4,000万円という大きな枠、そして土木工事まで含まれる幅広い対象は、他の補助金にはなかなかありません。
「うちは条件が厳しいから無理だろう…」と思っている方ほど、この制度をチェックしてほしいのです。
詳細は動画で、具体的な申請ステップや事例も紹介していますので、ぜひご覧ください。
あなたの農業経営を、もう一段パワーアップさせるきっかけになるはずです。
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