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【融資審査あるある】銀行担当者で結果が変わる?そのリアルと対策を徹底解説!
はじめに:同じ事業計画、でも審査結果が違う!?
「同じような内容で申し込んだのに、こっちは通って、あっちは落ちた…」
そんな声、実はよく耳にします。
「え?銀行ってAIで機械的に審査してるんじゃないの?」
「担当者の好みで変わるって、そんなことあるの?」
…ズバリ言いましょう。あります。しかも、結構あります。
今回は、銀行融資の「審査あるある」について解説していきます。
審査は「人」がしている──だから変わる
まず、ここが大前提。
◆審査はAIではなく、人間の仕事
多くの方が誤解しがちですが、融資審査はまだまだ人間の手によって行われています。
特に中小企業向けの融資については、担当者の「目利き」や「ヒアリング力」がものを言う場面が多いのです。
審査結果が変わる3つの理由
ここでは、なぜ同じ条件でも結果が変わってしまうのか?について、具体的に解説していきます。
① 担当者の“癖”と“価値観”
人には当然「好み」や「得意分野」があります。ある担当者はIT系に詳しく、別の担当者は製造業に強い…なんてことも。
たとえば、
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「地域密着型の店舗は応援したい」
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「ベンチャーはリスク高そう…」
というような“無意識のバイアス”が働くこともあります。
② 所属部署の方針の違い
銀行には「営業部署」と「審査部署」があります。
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営業部署は成績を出したいので、融資に前向き
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審査部署はリスクを避けたいので、慎重になりがち
同じ金融機関内でも、担当者がどの部署にいるかで温度差が生まれます。
③ 銀行のスタンス・店舗ごとの違い
同じ銀行でも、「店舗によって取り組み姿勢が異なる」ことはよくある話。
例えば、
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A支店は創業融資に積極的
-
B支店は既存顧客への追加融資が中心
なんてこともザラです。
審査の「本質」は変わらない
とはいえ、ここで1つ誤解しないでいただきたいのは…
◆審査の“基準”は一貫している
融資の可否を判断するうえで、基本的なポイントはどこも変わりません。
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返済能力(利益が出ているか)
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資金使途の妥当性
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計画の実現性
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経営者の人柄・信用
ここはどの金融機関でも同じです。
ただし、その評価のされ方、読み取り方に「個性」があるというわけです。
良い担当者・悪い担当者とは?
これが一番のポイントかもしれません。
◆良い担当者の特徴
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積極的にヒアリングしてくれる
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ビジネスへの理解を深めようとしてくれる
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資料だけで判断しない
実際、こんな質問が多い担当者は優秀です。
「どんな取引先がありますか?」
「過去と比べて利益率が下がった理由は?」
「今後の新しい取り組みについて教えてください」
情報量が多ければ多いほど、審査書類に説得力が出ますし、通りやすくなります。
◆悪い担当者の特徴
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最低限のことしか聞かない
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形式的なチェックだけで済ます
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情報を深掘りしない
結果的に、せっかくのビジネスの魅力が「伝わらない」のです。
実際の例:AさんとBさんの違い
【例】
Aさん:融資相談に来たが、担当者が最低限しか聞いてこない → 不採択
Bさん:同じ事業内容だが、担当者が丁寧にヒアリングし、事業背景をしっかり把握 → 融資実行
こういうケース、実際によくあります。
どうすれば良い担当者に当たる?
正直なところ、これは「運」の要素も大きいです。
ただし、ポイントは1つ。
◆相談する前に「専門家」に入ってもらう
例えば、創業支援に強い士業やコンサルタントが間に入っていると、
「これはしっかりしてるな」と金融機関も構えてくれます。
その結果、経験豊富な担当者がつくことも少なくないんです。
中野式アドバイス:良い担当者を引き寄せるコツ
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自分のビジネスを語れるように準備する
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計画書は「見せる」だけでなく「語れる」ように
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対話の中で信頼関係を築く
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わからない部分は無理せず正直に話す
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信用金庫・地銀を使い分けるのも一つの手
おわりに:融資は「人と人」のやりとりです
最終的には、「この人になら貸してもいい」と思ってもらえるかがカギです。
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いくら事業計画が完璧でも、無表情・無関心では通りません
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一方で、数字に多少難があっても、人柄・熱意で通ることもあります
だからこそ、人としての付き合いを大切にすることが、最も効果的な審査対策とも言えるのです。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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