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金融機関の人が使う「わかりにくい言葉」7選|知らないと損する!起業家・経営者のための用語解説
はじめに|銀行との会話が「ちんぷんかんぷん」にならないために
「銀行の人が言ってる言葉が、正直よくわからない…」
起業家や中小企業の経営者の皆さんから、こういったお悩みをよく伺います。
でも、実はその“わからない”の正体、じつに単純な略語や業界用語だったりします。
そこで今回は、銀行との面談や資金調達の場でよく使われる「7つの不思議ワード」について、ズバリ解説していきます!
あなたの頭の中をスッキリ整理して、不安を安心に変えていきましょう。
第1章:「生化」ってなに?少々貸付の略語です!
「生化で貸し出しですね」
こんなふうにサラッと言われて、「???」となったことはありませんか?
ズバリ、「生化」は「少々貸付(しょうしょかしつけ)」の略。
「金銭消費貸借契約書(通称:金証契約)」を締結して行う、しっかりした長期の融資のことを指します。
ちゃんと契約書を交わし、条件を明記した上で貸し出すため、審査や手続きには時間がかかる傾向があります。
第2章:「手貸し」=手形貸付のこと!
「手貸しで進めますね」と言われたら、これは「手形貸付(てがたかしつけ)」のこと。
一括返済を前提とした短期の融資に使われます。
ポイントは、スピード感重視で、ある意味“つなぎ資金”のような位置づけ。
企業側が手形を振り出し、銀行がそこに資金を供給する形です。
第3章:「当貸し」=当座貸越(とうざかしこし)
「当貸しありますか?」というセリフ、これは「当座貸越(とうざかしこし)」のこと。
簡単に言えば、口座がマイナスになっても、あらかじめ決めた限度額までなら使っていいですよという信用枠です。
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銀行との信頼関係が必要
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担保を設定することも多い
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「いざという時」に頼れる機能!
通帳でマイナス残高が出ても動じないのがプロですね(笑)
第4章:「役」=約定弁済(やくじょうべんさい)
「役ちゃんと守れてますか?」などと聞かれたら、これは「約定弁済(やくじょうべんさい)」の略。
要するに、「毎月の返済ちゃんとやってますか?」という意味です。
この「役」が滞ると、銀行の信用はガタ落ち。絶対に気をつけましょう!
第5章:「プロパー」=保証なしの銀行独自融資
「これはプロパーでいきます」と言われたら、それは銀行が保証会社をつけずに直接貸し出す融資のこと。
メリット:
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信用力がある会社だけが受けられる
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保証料がかからない分、利率が抑えられることも
デメリット:
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審査は厳しい!
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財務内容がよくないと通らない
第6章:「割引き」=手形割引き
「割引き」=ディスカウントではありません!
ここで言う「割引き」は、手形を銀行が買い取る「手形割引き」のこと。
たとえば、90日後に決済される手形を、今すぐ現金化したいとき。
銀行に手数料を支払って買い取ってもらいます。
注意点:
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万が一、手形が落ちなかったら「買戻し請求」が来る
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実質的には“融資に近い”取り扱い
審査ももちろんあるので、「落ちないリスク」はよく理解しておきましょう。
第7章:「平残(へいざん)」=平均残高
これは比較的わかりやすいですね。「平均残高」です。
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預金の平残
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融資の平残
この「平残」が高ければ高いほど、銀行からの“評価ポイント”が上がります。
平残をしっかり保つことは、信頼構築の第一歩なんです。
終章:銀行の“略語”が怖くなくなると、交渉がスムーズに!
いかがでしたか?
今回は金融機関の人がよく使う「7つの不思議ワード」をやさしく解説しました。
略語に惑わされず、「意味さえ知っていれば怖くない!」ということ、お分かりいただけたかと思います。
銀行との交渉も、資金繰りも、まずは「言葉から理解すること」が第一歩。
ぜひ今回の内容を何度も読み返して、武器にしてくださいね。
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