
金融機関に融資の相談をしたとき、もしくは融資申請を行った際に、
銀行員から「次の決算書を見てからにさせてください」と言われた。
もしかしたら記憶にある方もいるかもしれません。
この言葉がなにを意味するかについて、今回は解説します。
結論からお話すると、この言葉は銀行員が融資を断るときの決まり文句の一つです。
ただし、意味合いとしては直近の決算書では融資は通らないけれども、次の決算書で
業績や財務内容が改善されたら融資は出るかもしれないといった風に捉えましょう。
具体的には、
- 直近決算では赤字であったが、次の決算では黒字回復した場合
- 直近の決算書で債務超過であったが、次の決算では債務超過が解消された場合
しかしながら、次の決算に改善が見られたとしても必ず融資が約束されるわけではありません。
場合によっては、断り文句の一つとして都合よく使用しているケースもありますので。
このような場合にはどうすればいいのか?
●具体的にどの部分がどう改善されたら見込みがあるのか?
を直接銀行員につっこんで聞いてみてください。
自身の会社を守るうえで大事なことです。ぜひ、参考にしてみてください。
ような場合にはどうすればいいのか?●具体的にどの部分がどう改善されたら見込みがあるのか?
を直接銀行員につっこんで聞いてみてください。
自身の会社を守るうえで大事なことです。ぜひ、参考にしてみてください。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura 元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員 中小企業診断士、起業コンサルタント®、 1級販売士、宅地建物取引主任者、 補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、 産業能率大学 兼任教員 2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。 融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。