
おはようございます!11/15日は、「七五三」です。
男の子は数えで3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年に、成長を祝って社寺に参詣する。3歳は髪を伸ばす「髪直」、5歳は初めて袴をつける「袴着」、7歳は本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをする「帯解」をそれぞれ祝う意味がある。旧暦11月はその年の実りを神に感謝する月であり、旧暦15日は二十八宿で「何事をするにも吉」とされる鬼宿日に当たったことから11月15日に行われるようになった。今日では11月15日にこだわらずに10月から11月の間に行われるようになっている。(Wikipedia 七五三)
【資金繰りができないと黒字倒産?】
今週1週間は、「資金繰り」についてお伝えしていきたいと思います。初回は、【資金繰りができないと黒字倒産?】についてです。
黒字倒産のイメージはどのようなものでしょうか?倒産に限って言うと、赤字が続き儲からない為に倒産するといったイメージがほとんどだと思います。しかし、赤字が続いても倒産しない企業と毎期黒字が続いてるのに倒産してしまう企業。なぜ、そのようなことが起きてしまうのかを解説します。
起業を目指す方やスタートしたはかりの方は注意が必要ですが、売上があがることとお金が入ることは決してイコールではありません。(日銭商売を除く)もっと言うと、決算書で利益が出ているから余裕かというと、あくまでも会計上(決算上)のことで、もしそのとおりに売上代金などが入金されなかったりしたら、それだけでお金が足りなくなるのは想像できるでしょう。裏を返すと、会社経営をしていく上では、儲かっているかどうかだけを見るのではなく、支払日にお金が足りるかどうかの管理もきちんとしていかなければなりません。
よって、赤字だとしても資金調達ができお金に余裕があれば倒産はしません。一点注意点を挙げるとすると、赤字だからといって融資を受けられないといったことはありませんし、黒字だから融資が受けられるといったこともありません。費用などの中にはお金が出ていかない費用、支払いの発生しない費用なども含まれます。つまり、赤字=お金が足りなくなるとは必ずしも言えないのです。
いかがでしょうか?もしかしたら、思っていたイメージと異なっているかもしれません。この資金繰りを理解しているかどうかが会社の命運を握っています。
売上重視が未だに目に映りますが、売上ばかりを追いかけてしまうと資金繰りがおざなりになって資金調達に翻弄されてしまうので、売上計画と共に資金計画も併せて立てることが必要です。
弊社では、起業家・経営者をご支援できるよう多くの金融機関と連携しております。銀行選びはどうすれば良いか、融資についての相談をしたい、資金繰りで悩んでいるなど、各種専門家が課題解決を行っております。また、V-Spiritsグループでは、税理士・社労士・司法書士と勢揃いしておりますので、貴社の事業をワンストップで支援ができます!
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。