北海道信用保証協会の取り組み
北海道信用保証協会は、地域の中小企業を支援するために多様な保証制度を提供しています。特に健康宣言企業応援保証(すこやか北海道)は、健康経営に積極的に取り組む企業を応援するための制度です。
健康宣言企業応援保証(すこやか北海道)
この保証制度は、従業員の健康管理を経営的視点で考え、企業の健全な経営を支援することを目的としています。以下に詳細を示します。
- 資格要件: 全国健康保険協会(協会けんぽ)北海道支部と北海道が定める「健康事業所宣言」の認定を受けた中小企業・小規模事業者
- 申込方法: 金融機関経由保証に限る
- 保証限度額および保証形式:
- 保証限度額: 2億8,000万円(一般普通保証2億円以内、一般無担保保証8,000万円以内)
- 保証形式: 個別保証
- 保証割合: 責任共有対象に限る(金融機関の選択した責任共有制度の方式による)
- 保証期間:
- 一括返済: 1年以内
- 分割返済: 10年以内(据置期間1年以内)
- 信用保証料率: 基準保証料率から10%割引 年0.40%から年1.71%
- 対象金融機関: 約定書締結金融機関
- 対象資金: 事業資金(運転・設備資金の併用可)
- 貸付形式: 証書貸付または手形貸付
- 貸付金利: 取扱金融機関所定利率
- 他制度との併用: 地方公共団体の融資制度等、他制度との併用は不可
- 担保・保証人: 担保は必要に応じて、保証人は必要となる場合がある
- 添付書類: 信用保証協会所定の保証申込書類のほか、健康宣言企業応援保証制度申込書(様式2149)と協会けんぽ北海道支部が発行する健康事業所宣言書(写)が必要
まとめ
北海道信用保証協会の保証制度を活用することで、企業はより健全な経営を目指すことができます。ぜひこの機会に、貴社の成長をサポートする制度をご利用ください。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。