北海道信用保証協会の取り組み
北海道信用保証協会は、地域の中小企業を支えるために、さまざまな保証制度を提供しています。特に、経営安定関連保証(セーフティネット保証)は、経済危機や災害時における資金繰りの安定を図るための重要な制度です。
保証制度の詳細
この制度は、次の1~8いずれかに該当し、事業所の所在地を管轄する市町村の認定を受けた中小企業者(特定中小企業者)を対象としています。
- 大型倒産の発生により影響を受けている中小企業者
- 取引先企業のリストラ等の事業活動の制限により影響を受けている中小企業者
- 特定地域の災害等により影響を受けている特定業種を営む中小企業者
- 特定地域の災害等により影響を受けている中小企業者
- 全国的に業況が悪化している業種に属する中小企業者
- 金融機関の破綻により資金繰りが悪化している中小企業者
- 金融機関の支店削減等合理化に伴う貸付抑制により影響を受けている中小企業者
- 整理回収機構等に貸出債権が譲渡された再生可能な中小企業者
保証限度額と条件
通常の保証限度額の別枠で利用いただけます。
- 普通保証:2億円以内(組合等は4億円以内)
- 無担保保証:8,000万円以内
- 無担保無保証人保証2,000万円を含みます。
資金使途は経営の安定に必要な資金であり、返済方法は一括返済または分割返済が可能です。保証期間は定めなしで、貸付形式は手形貸付、証書貸付となります。
利用の流れと利率
融資利率は金融機関所定で、担保は必要に応じて徴求します。
まとめ
北海道信用保証協会の保証制度は、地域の中小企業が安定した経営を続けるための強力なサポートとなります。ぜひこの機会に制度を活用し、事業の成長を目指してみてください。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。