北海道信用保証協会の魅力的な取り組み
北海道信用保証協会は、地域の中小企業を支えるために多様な保証制度を提供しています。特に、経営安定関連保証(セーフティネット保証)4号は、経済危機や災害時における資金繰りの安定を図るための重要な制度です。
保証制度の詳細
この保証制度は、特定地域の災害や突発的な事由により経営の安定に支障が生じている中小企業・小規模事業者を支援する国の保証制度です。資格要件として、北海道内に事業所を有し、市町村長の認定(4号)を受けた中小企業者が対象となります。
保証限度額は、経営安定関連(セーフティネット)保証、災害関係保証(東日本大震災および危機関連保証の対象となった災害に限る)、東日本大震災復興緊急保証と合算して5億6,000万円以内です。
資金使途は、経営の安定に必要な資金(運転資金・設備資金)であり、返済方法は一括返済または分割返済が可能です。保証期間は定めがなく、貸付形式は手形貸付、証書貸付となります。
認定要件と手続き
認定(4号)要件の概要として、イ.北海道内で1年以上継続して事業を行っていること、ロ.災害の発生に起因して、当該災害の影響を受けた後、原則として最近1ヶ月の売上高等が前年同月に対して20%以上減少しており、かつ、その後2ヶ月を含む3ヶ月間の売上等が前年同期にして20%以上減少することが見込まれることが挙げられます。認定の手続きは、市町村窓口で行います。
まとめ
北海道信用保証協会の保証制度は、地域の中小企業にとって心強い味方です。経済危機や災害時における資金繰りの安定を図るために、ぜひこの制度を活用してみてください。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
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この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。