税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです。起業・経営の無料相談実施中

コラム

【元信金マンこみねっちの融資コラム】物件が先か?融資が先か?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

物件が先か?融資が先か?

ご覧いただきありがとうございます!
V-Spiritsグループの元信金マン、こみねっちです。

このコラムでは、実際にお客様から寄せられたご相談や、現場で繰り返し聞かれる質問の中から、特に知っておいて損はない情報をお届けしています。

今回は、起業時によくあるご相談のひとつ、「物件が先か?融資が先か?」というテーマについて、ズバリお話していきます。

よくある相談「物件が先か?融資が先か?」

このご相談、本当に多いです。

特に店舗を構えるタイプの業種、たとえば飲食店、美容室、整体院、塾、ジムなどの開業を考えている方から、毎月のように寄せられる内容です。

起業を考えている方の立場からすれば、「まずはお金が確保できてから物件探しをしたい」という気持ちになるのも無理はありませんよね。安心材料として「融資内定」が欲しいのは、誰しも同じです。

ですが、結論から言いますと、**実務上は「物件が先」**なのです。

金融機関の審査の考え方

なぜ、融資が先ではなく「物件が先」なのか?

それは、金融機関の審査スタンスに関係しています。

金融機関が事業融資を検討する際には、必ずと言っていいほど「立地・賃料・店舗の広さ」などの具体的な物件情報を重視します。
特に店舗ビジネスでは、場所=売上に直結するため、ここを抜きにした審査はまず不可能と考えてください。

つまり、「どこで・どんな店舗を・いくらで借りて・どのくらいの集客が見込めて・どのくらいの売上をあげる計画か」が明確でなければ、審査担当者は評価できないのです。

「仮物件」で審査してもらえるのか?

では、物件が未契約の状態でも、「この物件でほぼ決まりそう」という状況であれば、審査を進めてもらえるのか?

答えは、**「YES、ただし条件付きで」**です。

実際、仮押さえや申込済の物件であれば、事業計画や資金計画と合わせて審査を進めてもらえるケースはあります。

しかし、ここで注意すべきは「物件が途中で変わってしまうと、審査がすべてやり直しになる」こと。

物件が変わる=事業計画そのものの前提が変わることを意味しますから、金融機関としても「振り出しに戻す」しか選択肢がなくなるのです。

物件契約を先に進めるリスク

「だったら先に契約しちゃえばいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、ここも慎重になるべきポイントです。

物件契約をすると、次のような費用が発生します:

保証金・敷金

礼金・仲介手数料

前家賃

契約書印紙代 など

これらは物件やエリアにもよりますが、場合によっては数十万円から数百万円の先行支出になります。

そして、もし融資が否決されてしまったら——。
その費用は戻ってきません。下手をすれば、開業そのものが立ち行かなくなることもあります。

未契約でも審査が進められるケース

ではどうすればいいのか?

ポイントは、「仮押さえ状態でも、事業計画が成立する前提をきちんと揃えること」です。

不動産会社と交渉し、物件の仮押さえをしてもらう

賃料や諸条件を書面にしてもらい、金融機関に提出できるようにする

物件を前提にした事業計画・収支計画を具体的に作成しておく

こうした準備ができていれば、契約前でも十分に審査を進められる可能性が高まります。

資金計画・事業計画との関係

ここで強調したいのは、**「資金計画・事業計画の作成は、物件探しと同時進行で」**ということです。

「物件が決まってから考える」のではなく、むしろ物件探しを始める前から、どのくらいの資金が必要か?どんなコンセプトで展開するのか?といったプランを練っておくことが大切です。

なぜなら、オーナーさん(不動産所有者)は数ヶ月も待ってくれません。
いい物件ほど他にも競合が多く、すぐに「他で決まりました」となってしまうこともよくあります。

つまり、事業計画がしっかり固まっていれば、良い物件が出たときにすぐに動ける状態になります。ここが勝負の分かれ目になることも多いです。

店舗開業にかかる費用と準備の重要性

店舗開業には、想像以上にお金がかかります。

内装工事

設備・備品購入

広告宣伝費

人材採用・教育費

生活費(当面の生活資金も忘れずに)

だからこそ、「物件が見つかったら考える」ではなく、「開業資金の全体像をしっかり把握してから動く」ことが極めて重要なのです。

起業とは、夢と現実をつなぐ作業。
そして、成功のカギは「準備にどれだけ力を入れられるか」にかかっています。
私の経験上、準備が9割、これは本当にその通りです。

V-Spiritsグループからのお知らせ

「物件がなかなか決まらない…」
「この段階で融資申請って出していいの?」
「物件契約の前にどこまで準備が必要?」

そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ無料相談をご活用ください!

Zoomをはじめ、電話・対面など、すべてのスタイルでご対応可能です。
小峰を指名していただければ、私が直接ご相談に乗らせていただきます。

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人

小峰精公/Kiyotaka Komine

元朝日信用金庫 融資担当営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。成績ばかりを追い、取引先を理解できず苦戦するが、企業の本質を知ることの重要性に気づく。以後、信頼関係を築き、資金繰りや融資支援に注力。経営難の企業に融資の基本を伝え、3ヶ月で1.5億円の資金調達を実現。この経験を原点に、中小企業の資金繰り支援を使命とし、日本の企業成長に全力を尽くす。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

</se

関連記事

新着コラム

  1. ...
  2. ...
  3. ...
  4. ...
  5. ...
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
嶋田大吉ブログ
V-Spirits総合研究所株式会社
充実の福利厚生制度
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
弊社グループ専門家への取材対応について
爆アゲ税理士の起業経営チャンネル
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX