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コラム

見逃すと危険!金利の基本を知らないと損するかも!?

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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。

 

金利って何?金利の基本から住宅ローン・事業資金の利息の違いまで

「金利」って、日常的に耳にするけれど、実際にその意味や計算方法について、しっかり理解している人は少ないかもしれません。特に、お金を借りる時や融資を受ける時に直面する金利の問題。多くの人は「金利が高い」と感じるものの、その計算方法や仕組みを深く知っている人は少ないのが現実です。

今回は、そんな「金利」について、実際にお金を借りる際にどのような影響があるのか、金利の計算方法、元金均等方式と元利均等方式の違い、金利が高いとどうなるのかを中野裕哲風にわかりやすく解説していきます。これからお金を借りようと考えている方、金利についてもっと理解を深めたい方に必見の内容です。


1. 金利とは?金利と利息の違い

まず、金利とは何か、基本的なところからお話ししましょう。

1-1. 金利の定義

金利とは、お金を借りた際に支払う利息の割合を指します。銀行や消費者金融などの金融機関からお金を借りる際、その借りたお金に対して一定の割合で利息を支払うことになります。この利息のことを金利と言います。簡単に言うと、借りたお金を預かってもらうための対価が金利です。

例えば、車のローンや住宅ローン、事業資金の借入れにおいて、この金利がどれだけかかるかは非常に重要です。金利が高いと、同じ金額を借りても返済額が増えることになるので、事前に金利について理解しておくことが大切です。

1-2. 利息・利子と金利の違い

金利と似たような言葉に「利息」や「利子」がありますが、実はこれらは同じ意味で使われることが多いです。利息とは、お金を借りたことによって発生する支払い、つまり金利を基に計算された金額です。また、「利子」とも言いますが、こちらもお金を借りたことに対する報酬としての意味合いです。

ですので、金利=利息=利子というように、これらはほとんど同じ意味で捉えて問題ありません。


2. 金利の計算方法

金利にはさまざまな計算方法がありますが、最もよく見かけるのは元金均等方式元利均等方式です。この2つの計算方法がどう違うのか、しっかり理解しておくことが重要です。

2-1. 元利均等方式とは?

元利均等方式は、ローンを組んだ際に毎月の返済額が一定である方式です。この方式では、最初の段階で支払う利息が多く徐々に元金が減る形になります。例えば、1000万円の借入れで返済期間が5年、金利が2%の場合、元利均等方式では毎月の支払額は一定です。

最初のうちは、支払う利息の割合が大きく、元金がなかなか減りません。しかし、返済が進むにつれて元金の返済額が増え、最終的には元金が減るペースが早くなります。この特徴をよく理解しておくと、初期の返済負担が重いことがわかります。

例:元利均等方式の計算

例えば、以下の条件で計算してみましょう。

  • 借入額:1000万円

  • 返済期間:5年(60回払い)

  • 金利:2%

この場合、毎月の返済額は一定ですが、最初のうちは利息が多く、後々に元金の支払額が増えていきます。ですので、最初は返済の半分以上が利息という状態になり、元金の返済は少ないです。

2-2. 元金均等方式とは?

一方、元金均等方式は、毎月返済する元金が一定で、利息が減っていく方式です。元金均等方式の場合、毎月の元金部分は一定ですが、利息は借入残高に対して計算されるため、初めは返済額が大きく、だんだん減っていきます。

例:元金均等方式の計算

例えば、借入額が1000万円で、元金均等方式を選んだ場合、元金は毎月一定額、つまり1000万円 ÷ 60回(5年間の返済期間) = 16万6666円となります。

ただし、利息は借入残高に対して計算されるので、返済初期は利息が多く、返済が進むにつれて利息が減り、最終的に元金部分の支払額が増えることになります。


3. 金利が高いとどうなる?

金利が高いと、借りたお金に対する返済額が膨らんでしまいます。特に、**金利が15%**になると、その影響はかなり大きくなります。

3-1. 低金利と高金利の差

例えば、金利が2%と15%では、同じ1000万円を借りても、支払う総額に大きな差が出ます。2%の場合、総支払額は約1050万円となりますが、15%の場合は総支払額が約1380万円になり、330万円以上の差が生まれます。

高金利で借りるということは、利息の支払いが多くなり、返済の負担が大きくなります。これを理解しておくことが、ローンを組む際には重要なポイントとなります。


4. 事業資金としての金利

中小企業が事業資金を借りる場合、金利の選択肢としては元金均等方式が多いです。事業資金の場合、初期の返済負担が大きくても、事業が順調に進むことで後々の返済が楽になるため、元金均等方式を選ぶ企業が多いのです。

4-1. 事業資金の金利交渉

金利の交渉は中小企業にとって非常に難しいものです。銀行や金融機関は、企業の信用度に基づいて金利を決定します。事業を行う上で、金利の低い借入れを選ぶことは非常に重要ですが、そのためには事業計画や経営状況をしっかりと見せる必要があります。


5. 金利選びのポイント

金利が低いほど返済総額が少なくなるため、低金利で借りることが理想です。ただし、金利だけでなく、返済期間や返済の安定性も考慮に入れる必要があります。短期間での返済を選べば金利の負担が軽くなりますが、毎月の支払額が大きくなるため、事業のキャッシュフローを十分に考えた上で、無理のない返済計画を立てることが大切です。


6. まとめ

金利の計算方法や元金均等方式、元利均等方式の違いを理解することで、ローンを組む際の支払額を見通すことができるようになります。金利が高いと、返済額が膨らみ、事業運営にも支障をきたす可能性があるため、金利交渉は非常に重要です。低金利での融資を選ぶためにも、事業計画や信用をしっかりと見せることが必要です。

これからお金を借りる予定の方は、金利の仕組みを理解し、賢く融資を受けて、事業の安定した成長を目指しましょう。

無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!

フリーダイヤル tel:0120-335-523

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