
売上(年商)の目標は「人と比べない」
こんにちは!
いつもありがとうございます。
V-Spiritsグループ代表で、
爆アゲ税理士の中野です。
売上高(年商)は重要な指標
起業して商売をしていく以上、
売上高(年商)は避けて通れない重要な指標です。
「数字ばかり追うのはどうなのか?」
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
現実問題として売上は事業の信用力を測る物差しになります。
例えば、
- 新規でどこかの大企業と取引を始めたい場合
- 銀行融資やリース契約を検討する場合
- 一定以上の規模のオフィスや店舗を借りたいとき
こうした場面では、
売上(年商)が判断材料としてチェックされることが多く、
名刺代わりの数字として扱われるケースも少なくありません。
売上と財務の関係
財務の観点から見ても、
売上は事業を継続させるための生命線です。
一定額の売上がなければ、
家賃・人件費・外注費・通信費などの固定費を賄えません。
さらに、
売上が損益分岐点を超えなければ、
どれだけ頑張っても利益は残らず、
経営者の手元にも余裕は生まれません。
事業が不安定な状態が続けば、
資金繰りだけでなく、
精神的なストレスも積み重なっていきます。
事業が安定した後に考えること
ここまでは、
「売上は大事」という話をしてきました。
しかし本当に悩ましいのは、
事業がある程度安定してきた後です。
・このまま売上をどんどん伸ばすべきか
・今の規模を維持するべきか
・あえてブレーキを踏むべきか
こうした判断は、
教科書通りの正解がありません。
他社比較は必要か?
事業が軌道に乗ってくると、
どうしても周囲の会社が気になり始めます。
「同期の会社はもう年商〇億らしい」
「同業他社はもっと拡大している」
そんな話を聞くと、
焦りや不安を感じるのも自然なことです。
ただし、
他社比較を目標設定の軸にしてしまうのは要注意です。
会社ごとに、
事業内容・利益率・人員体制・社長の価値観は全く違います。
拡大のリスク
売上を伸ばすこと自体は悪いことではありません。
ただし、拡大には必ずリスクが伴います。
拡大に伴って増えやすいリスク
- 取引先が増え、トラブルやクレームの発生頻度が上がる
- 従業員数が増え、人間関係やマネジメントの難易度が上がる
- 社長自身が現場から離れ、意思決定が遅くなる
- 固定費が膨らみ、売上減少時のダメージが大きくなる
これらの負荷は、
最終的に社長や経営陣に集中します。
「売上は増えたけど、全然楽にならない」
そんな声を聞くことも少なくありません。
自分にとって快適な成長とは?
ここで大切なのが、
自分にとっての「快適な成長」を定義することです。
多少忙しくなっても、
刺激や達成感を楽しめるタイプの人もいます。
一方で、
家族との時間や心の余裕を大切にしたい人もいます。
「全然へっちゃらだよ!」
と感じるなら、
積極的に拡大を目指すのも一つの選択です。
「いや、この位の成長ペースにしておこう」
そう判断するのも、
非常に健全な経営判断だと思います。
人と比べず、自分の快適を優先
結局のところ、
経営は人と比べるものではありません。
自分自身にとって、
一緒に働く仲間にとって、
どんな状態が一番心地いいのか。
無理をしすぎず、
それでいて成長も感じられる。
そのバランスを取ることが、
長く事業を続けるためのコツです。
人は人、自分は自分。
最後はここに行き着きます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 売上目標は必ず設定しなければいけませんか?
最低限の目安としては設定した方が良いです。
ただし、他社基準ではなく、
自社の固定費や生活設計に合った数字を基準にしましょう。
Q2. 成長を抑えると将来が不安です
無理な成長よりも、
安定して続けられることの方が重要な場合もあります。
不安の正体を数字で整理することが大切です。
Q3. 他社の年商はどこまで参考にすべきですか?
参考情報として見る分には問題ありません。
ただし、自社の方向性を歪める材料にしないよう注意しましょう。
無料相談のご案内
ここまで読んでいただき、
ありがとうございます。
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この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。



























