税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです

コラム

顧客の心をつかむ「フロントエンド戦略」完全ガイド

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フロントエンドとは何か?起業準備中の会社員が押さえておくべき超重要ポイント

はじめに

ズバリ言います。起業において「フロントエンド」は、成功するための“最初の勝負所”です。この記事では、IT用語としての「フロントエンド」ではなく、マーケティングやビジネスの現場で使われる「お客様が最初に触れる商品やサービス」という意味での「フロントエンド」について解説していきます。

「将来は独立・起業したい!」と考えている会社員のあなた。今のうちから“顧客との最初の接点”についてしっかりと理解しておくことが、のちの成功確率を大きく左右します。


フロントエンドの基本:お客様との最初の接点

フロントエンドとは、お客様があなたのビジネスと初めて出会う入り口商品のこと。飲食店なら試食やランチメニュー、美容室ならクーポンを使ったお試しカット、コンサル業なら無料相談やセミナーなどがそれにあたります。

なぜフロントエンドが重要なのか?

  • 最初の印象で“その後の関係性”が決まる
  • 顧客の信頼を得るチャンス
  • 「売り込まずに売る」仕組みの起点になる

最終的に利益を生むのは「バックエンド」(本命商品)ですが、そこに辿り着くためには、フロントエンドで「なるほど!この人(この会社)は信用できそうだ」と思っていただく必要があるのです。


会社員が今からできる!フロントエンド構想のステップ

ステップ1:自分の強みを整理する

これまでの経験やスキル、人脈を棚卸ししてみましょう。お客様にとって価値あるものは何か?自分にしか提供できないものは何か?を見つけることが最初の一歩です。

ステップ2:想定顧客を明確にする

誰に対して価値を提供したいのかを明確にします。

  • 年齢・性別
  • 職業・ライフスタイル
  • 抱えている悩みや課題

「自分の顧客は誰か?」を考えることが、効果的なフロントエンド設計につながります。

ステップ3:お試し体験を用意する

「いきなり高額商品は売れない」が鉄則です。 まずは、気軽に体験してもらえる「お試し版」を作りましょう。

  • 無料セミナー
  • 小冊子やPDFレポート
  • お試し価格の商品やサービス

これがあなたの“フロントエンド商品”になります。


成功するフロントエンドの条件

ズバリ、以下の3つです。

  1. 価値が明確であること
    • 受け取った側が「役に立った!」と実感できるかどうか。
  2. リスクが少ないこと
    • 金銭的・時間的・心理的なハードルが低いこと。
  3. 次につながる設計があること
    • 「もっと知りたい」「またお願いしたい」と思ってもらえる導線設計があること。

よくある失敗と対策

「なんでも屋」になってしまう

→ 対策:対象顧客を絞り込むことが大切です。

「フロントエンドで利益を出そう」とする

→ 対策:あくまで“顧客との関係構築”が目的と心得ましょう。

フロントエンドとバックエンドが連動していない

→ 対策:「入り口」と「本命商品」が一貫しているか見直しましょう。


実例:会社員から起業したAさんの場合

会社員として10年間マーケティング業務に携わってきたAさん。彼が最初に始めたのは「無料のLINE登録で受け取れるPDFレポート」。

そこからZoomセミナーへ誘導し、最終的には月額制のマーケティング顧問契約につなげています。まさに「フロントエンド」→「バックエンド」の王道パターンです。


FAQ:よくある質問

Q1. フロントエンドは無料でなければいけませんか?

A. 無料である必要はありませんが、顧客にとって“リスクが低い”と感じられる価格設定が望ましいです。

Q2. バックエンドが未完成でもフロントエンドを始めていい?

A. はい、テストマーケティングとして先に始めるのは大いにアリです。

Q3. どこでフロントエンドを提供すればいいですか?

A. SNS、ブログ、YouTube、note、Peatixなど、見込み客がいそうな場所で提供しましょう。


おわりに:今こそ“フロントエンド”を設計しよう!

フロントエンドとは、単なる「入り口商品」ではありません。 それは「信頼構築の仕組み」であり、「ビジネスの成功確率を高めるための重要な戦略」なのです。

1年後の起業に向けて、今からでも十分間に合います。ぜひ、今日から「自分のフロントエンドは何か?」を考え始めてみてください。

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

関連記事

爆アゲ税理士の起業経営チャンネル

新着コラム

  1. ...
  2. ...
  3. ...
  4. ...
  5. ...
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
嶋田大吉ブログ
V-Spirits総合研究所株式会社
インボイス・電子帳簿保存法 Q&A
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
V-Spiritsグループ Instagram
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX