税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです

コラム

【資金使途のポイント】創業融資で賢く活用 有料職業紹介編!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。

以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。

 

 

有料職業紹介業をはじめたい方へ──創業融資の現実と資金計画の考え方

「人材紹介をやってみたい」──その気持ちから始まる

ズバリ言います。「人材紹介、今アツいです!」

有料職業紹介業、つまり「人材紹介ビジネス」は、今まさに多くの方が関心を持っている分野です。人材が足りない企業と、働きたい人をマッチングする。非常に社会貢献度も高く、しかもビジネスとしても成立する──魅力的なジャンルですよね。

ですが、その一方で、開業資金や創業融資の準備に悩む方も少なくありません。今回は、有料職業紹介業を始めるにあたって、どんな費用が必要なのか、創業融資はどう組み立てるのか。実務家の視点で、やさしく、具体的にお伝えしていきます。


有料職業紹介業を始める前に──オフィスの要件を確認しよう

●自宅ではダメ?──いえ、要件があります

まず最初に押さえておきたいのが「営業所」の確保です。有料職業紹介業は、単なるネットビジネスではありません。きちんとした「オフィス」が必要になります。これは、厚生労働省の許認可基準で明確に定められており、以下のような要件があります。

  • 面談ができるスペースがあること

  • 関係書類を保管できること

  • 施錠可能な書棚があること

  • 個人情報の管理ができること

つまり、コワーキングスペースや自宅では不可のケースもありますので注意しましょう。


【資金項目①】店舗取得費(オフィス取得費)

オフィスを借りる場合、まず初期費用として発生するのが敷金・礼金・保証金・仲介手数料など。都心であれば保証金だけで100万円単位になることも。

創業融資で申請する際は、これらを「店舗取得費」としてしっかり計上しましょう。


【資金項目②】人件費・業務委託費

「最初は一人で始めるから人件費はいらない」と思っていませんか?

ズバリ、それはもったいない!

創業融資では、他人に払う「給料」だけでなく、業務委託費も人件費の一部として扱えます。たとえば、営業を委託する、HP制作を依頼する、といった費用も「外注費」や「人件費」として認められるケースが多いのです。

時代は変わりました。正社員だけが「人件費」ではありません。


【資金項目③】広告宣伝費・媒体登録料

人材紹介業では、「人材が集まらない」「企業に知ってもらえない」では商売になりません。そのために必要なのが、広告宣伝費です。

とくに、最近は求人媒体に自社アカウントを持つのがスタンダード。リクナビ、マイナビ、indeedなどへ登録するには、初期登録料として数十万円、さらに月額費用も数万円〜十数万円かかります。

複数媒体に登録する場合、ざっくり「200万〜300万円」の予算が必要となることも。ここを創業融資の「広告宣伝費」としてきちんと積算しておくことが重要です。


【資金項目④】その他の諸経費

細かな話ですが、実務上、忘れがちなのが「通信費」「交通費」「文具代」などの諸経費。これらも「前向きな経費」であれば、きちんと根拠を示せば融資対象になります。

たとえば:

  • 通信費:携帯電話・クラウドサービス

  • 交通費:営業訪問の交通代

  • 消耗品費:名刺や封筒の印刷

ただし、金額が大きすぎると疑義が出やすくなるため、目安は「3ヶ月分」「100万円以内」が無難です。


創業融資は「合計でいくら借りられるのか?」

では、これらの項目を合わせていくら借りられるのか。

目安としては、創業融資では「1,000万円程度」までが一つの目安です。もちろん、自己資金の額や、事業計画の説得力にもよりますが、今回のようにきちんと構成された項目で説明できれば、十分に可能性はあります。


創業融資を通すには?──説得力ある計画書がカギ!

中野が支援してきた中でも、通った人と通らなかった人の違いはズバリ「事業計画書の説得力」です。

ただ金額を並べるだけでなく、

  • なぜそれが必要なのか

  • どんな収益が見込めるのか

  • いつ黒字化できるのか

こうした点を、しっかりと言葉と数字で説明することがカギです。


まとめ──「人を助けるビジネス」こそ、正しい準備が必要

有料職業紹介業は、人を助け、企業を支える、社会的にも大きな意義のあるビジネスです。しかしその分、法規制や初期投資、収益化までの期間など、いくつかのハードルが存在します。

だからこそ、最初の準備が肝心です。

「どうすればうまくいくか」「何から手をつけるべきか」悩んだら、ぜひ私たちにご相談ください。経験豊富な専門家チームが、あなたの夢の実現を全力でサポートいたします。

 

無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!

フリーダイヤル 0120-335-523

お問い合わせ

関連記事

爆アゲ税理士の起業経営チャンネル

新着コラム

  1. ...
  2. ...
  3. ...
  4. 共同創業を成功させるには?価値観の共有、役割分担、契約書の作成、定期的な対話、そして万一に備えた「出...
  5. ...
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
嶋田大吉ブログ
V-Spirits総合研究所株式会社
インボイス・電子帳簿保存法 Q&A
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
V-Spiritsグループ Instagram
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX