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コラム

【成功のカギ】元公庫支店長が語る!創業融資の面談で成功する人が持っているものとは?

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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。

創業融資の面談で確率を上げる!持っていくべき書類と成功のコツ

今回は「創業融資の面談で、どうすれば少しでも融資の確率を上げられるか?」というテーマについてお話しします。
日本政策金融公庫などで創業融資を申し込むとき、担当者との面談が避けて通れません。
この面談で「どんな資料を持っていくか」「どんな姿勢で臨むか」によって、結果が大きく変わることもあるのです。

この記事では、元・日本政策金融公庫支店長の実体験をもとに、面談を成功させるための準備方法を具体的にご紹介します。


1. 創業融資の面談では「提出書類以外」も重要

創業融資の面談では、申込時に「これを持ってきてください」という案内がされます。
事業計画書、身分証明書、印鑑証明、見積書など、基本的な提出書類は決まっています。

しかし実際の現場では、それ以外の補足資料が審査を大きく左右することがあります。
なぜなら、担当者はあなたのことをよく知りません。
提出書類だけでは見えない「人柄」や「信用力」を、追加資料が裏付けてくれるからです。


2. 絶対に持っていくべきは「預金通帳」

まず何よりも重要なのが、預金通帳です。
これは自己資金の信頼性を示す、最も説得力のある資料です。

中には「見せたくない」「他人のお金が混ざっている」「貯金をへそくりで貯めていたから恥ずかしい」といった理由で提出をためらう方もいます。
しかし、公庫の審査担当者からすると、通帳が出せないことほど不安材料はありません。

融資担当者は「お金の流れが見える人」を信頼します。
そのため、できる限り全ての預金通帳を持参するのが鉄則です。
生活費用、貯金、事業資金、定期預金、保険証書など、資産を証明できるものはすべて揃えましょう。

「お金のことを包み隠さず見せてくれる人」は、それだけで信頼されます。
逆に、「見せたくない」と隠す姿勢は「リスクがあるのでは」と受け取られてしまいます。


3. 収入や実績が分かる資料もプラス評価

次に持っていくと良いのは、過去の収入や実績を示す資料です。
たとえば以下のようなものが有効です。

  • 源泉徴収票や確定申告書
  • 過去の勤務先の給与明細
  • 同業種で働いていた実績(修行先の証明や営業実績)
  • 過去に手掛けた仕事の写真・パンフレット

担当者は「あなたが事業を継続していける人なのか」を見ています。
過去の経験があることを示すだけで、融資の確率は大きく上がります。

特に「同業種での実績」は非常に有効です。
たとえば、理美容業や飲食業などで独立する場合、過去にどの店舗でどんな仕事をしていたか、
「あなたの信頼を裏付けるデータ」があると説得力が増します。


4. 事業内容を裏付ける「補足資料」を準備する

創業計画書には事業の概要が書かれていますが、それを補う資料があると説明がより伝わりやすくなります。
例えば以下のような資料が効果的です。

  • 販売予定の商品やサービスの写真・試作品
  • 仕入先との見積書や取引予定先とのメッセージ
  • 店舗やオフィスのレイアウト図
  • 顧客アンケート、SNSフォロワー数、反響データ

担当者は、面談後に「融資可否」を上司へ報告書として提出します。
そのとき、あなたのビジネスがイメージしやすい資料があれば、担当者も説明しやすいのです。

つまり、「担当者が上司に説明しやすい資料を用意する」ことが、融資成功の近道です。


5. 「多すぎるかな?」と思うくらい資料を持っていこう

面談時、「こんなに持っていったら逆に引かれるのでは?」と不安になる方がいます。
しかし、これはまったく心配いりません。

田さんいわく、「資料が多くて困ることはない」とのこと。
審査担当者は提出された資料にすべて目を通し、必要なものだけをピックアップします。
むしろ、情報が少ない方が担当者の判断が難しく、再提出を求められるケースが多いのです。

最初から「必要になりそうなもの」を全て持参することで、後日の確認や追加依頼を防げます。
結果的に審査がスムーズに進み、融資実行までのスピードも早くなります。


6. 「信用」とは、丁寧な説明の積み重ね

創業融資で一番大切なのは、「この人にお金を貸しても大丈夫か」と思ってもらうことです。
つまり、信用が何よりの武器です。

信用を築くためには、資料だけでなく「説明の姿勢」も大切です。
質問されたときに「それは計画書に書いてあります」ではなく、自分の言葉で丁寧に説明すること。
担当者の立場になって、わかりやすく答えることが信頼につながります。

田さんもこう語ります。

「審査担当者も上司に報告書を書かなければいけません。だからこそ、あなたのことを正確に理解できるように説明してあげる。それが結果的に融資の確率を上げるんです。」

面談は“試験”ではありません。
審査担当者と“協力して事業の信頼性を伝える場”だと考えましょう。


7. 「補足資料=自分の営業ツール」だと考える

融資面談における資料は、単なる提出物ではなく、あなたの“営業資料”です。
なぜなら、担当者に「この人なら返済できそう」「しっかりした人だ」と思ってもらうためのプレゼンツールだからです。

たとえば、過去に制作した商品カタログ、チラシデザイン、イベント写真など、
どんな小さな実績でも良いのです。
あなたの「行動力」「実現力」を見せることで、書面以上の信頼を得られます。


8. 面談の目的は「信用づくり」

融資面談の最終目的は、「数字を確認すること」ではなく、「信用を感じてもらうこと」です。
つまり、資料を出すこと自体よりも、「誠実に対応し、協力的に話すこと」が重要です。

もし担当者から追加質問があっても、焦らず、「ありがとうございます」と感謝の気持ちで受け止めましょう。
質問は、あなたを理解したいというサインなのです。

融資を通すためには、「誠実さ」「説明力」「準備力」の3つが不可欠です。
これらが揃えば、融資担当者もあなたの味方になってくれます。


9. まとめ|融資面談は「一緒に成功を作る場」

創業融資の面談では、「資料の多さ」が武器になります。
預金通帳、収入証明、過去の実績、商品資料など、あなたを信用させる情報をすべて準備しましょう。

担当者も人間です。
「この人は誠実で、丁寧に準備してきたな」と感じれば、報告書も自然と前向きになります。

創業融資の審査は“壁”ではなく、“協働の場”です。
あなたの熱意と準備が伝われば、融資の確率は必ず上がります。

あなたの“創業の一歩”が確実に実現するよう、全力でサポートいたします。

無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!

フリーダイヤル 0120-335-523

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