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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
【M&AシリーズVol.1】決算書のここを見ろ!買収前に“流動資産”をチェックせよ
はじめに:M&Aは「買い物」じゃなくて「経営資源の継承」
こんにちは!
今回は、M&Aシリーズの第一弾ということで、
「企業買収時にまずどこを見るべきか?」という超基本だけど超重要なポイントをお話していきます。
結論から言いましょう。
まずは決算書の「流動資産」を見ろ!
え?
「なんか難しそう……」って?
大丈夫。いつものように分かりやすく噛み砕いていきますので、ぜひ最後まで読んで、動画も見てくださいね!
そもそも流動資産ってなに?
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産のこと。
主な項目はこんな感じです:
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現金・預金
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売掛金(回収予定のお金)
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棚卸資産(在庫)
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貸付金・前渡金 など
M&Aでこの流動資産が何を意味するかというと……
「この会社、今どれだけキャッシュ回ってる?」
「粉飾とか、変なカラクリない?」
を読み解く材料になるってわけです。
【チェックポイント①】現金・預金:多すぎる現金は逆に怪しい!?
決算書の流動資産でまず目が行くのが「現金・預金」。
ここで注意したいのが……
やたら現金が多すぎないか?
もちろん、現金が多いのは一見“健全”に見えるかもしれません。でも、会社の業態や規模に合わないほどの多額の現金が計上されていたら要注意。
たとえば…
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ブランド買取業や飲食業なら現金商売なので妥当
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でも、コンサル会社に現金700万円が現物であったら異常
「回収した売掛金がたまたま現金で…」とか言い訳されるかもしれませんが、それは嘘くさい。
現金が多すぎる=粉飾 or 資金使途不明の可能性大!
これはプロの視点で「本当にその現金、あるの?」って疑うところなんです。
【チェックポイント②】棚卸資産:在庫は本当に“回る”のか?
次に見るのが「棚卸資産」。いわゆる在庫ですね。
ここで見るべきは:
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売上と在庫のバランス
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長期間売れてない“死蔵在庫”の有無
過去3年くらいの決算書を並べて比較すれば、
「売上は横ばいなのに在庫が年々増えてる…?」
みたいな“おかしな兆候”が見えてきます。
特に注意!
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アパレルや飲食関連の原材料で在庫が古くなっている
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形だけ資産計上しているけど実際は売れ残り
これ、あとから“減損”されてしまうリスクがあります。
【チェックポイント③】売掛金:回収できない債権は地雷!
流動資産の中でも、見落としがちな危険ポイントがこの「売掛金」。
特に見るべきは:
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長期間、同じ金額が残っていないか?
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過去に滞納がある得意先がないか?
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急激に売掛金だけが増えていないか?
「いつまでも回収できない売掛金」は、実質的に“貸倒れ予備軍”です。
回収予定日が数年ズレてるとか、決算書に説明がない場合は「粉飾を疑う」くらいの慎重さが必要です。
【チェックポイント④】貸付金・前渡金:誰に?なぜ?
次に注意すべきなのが「貸付金」「前渡金」。
これ、意外と多いんです。しかも……
「代表者個人に対する貸付」があったら大問題!
会社の資金が、なんと経営者の個人資金に“流用”されていたなんてことも!
典型的なNGケース:
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会社が社長に800万円貸してる
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名目は「短期貸付」だけど何年も返済されてない
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本来、役員報酬で賄うべき生活費を会社口座から引き出している
これ、金融機関が一番嫌うやつです。
プロが見れば「この会社、アウト」って判断されかねません。
【注意】これがあると買収価格が変わる!
貸付金や未回収債権など、実質的に“回収できない”資産があるとどうなるか?
→ 会社の純資産が実質減る
つまり、買収価格に大きく影響するわけです!
よくある買収交渉でのやりとり:
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「この貸付金、引き取る前に精算してもらえます?」
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「じゃなきゃ、買収金額500万円減額で」
こんな交渉が“当たり前”に行われています。
【現場あるある】帳簿の現金は幻!?
コンサル会社なのに「現金800万円あります(帳簿上)」なんてケース、実際によく見かけます。
でも実際に聞くと……
「いや〜期末に売掛金が現金でもらえちゃって…」
「たまたま集金だったんですよ…」
「いや〜そのへんは前任者が…」
うん、それ全部、嘘っぽい!
会社の業態や経営スタイルに照らし合わせて「本当にそんな現金が現物で存在するか?」を冷静に見ましょう。
まとめ:流動資産を見るだけで会社の“地雷”が分かる!
もう一度まとめます!
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現金が多すぎると要注意(業種次第)
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棚卸資産は売上に見合った内容か?
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売掛金の滞留は貸倒れリスク!
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貸付金は誰に?なぜ?本当に返ってくる?
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